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活用しよう、お薬手帳!健康管理や薬代節約にも

2025年4月17日 公開

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毎年4月、10月は「お薬手帳を活用しましょう」声かけ強化月間です。

調布市民の健康を下支えする「調布市医師会」「調布市歯科医師会」「調布市薬剤師会」では、お薬手帳の携帯と活用をすすめています。

 

お薬手帳とは、調剤薬局などで手に入るもの。薬の「処方内容」「調剤日」「調剤薬局名」「処方せん発行医療機関名」「薬剤名」「薬剤の用量・用法」「日数」「ジェネリック医薬品か否かなど」「副作用歴」「アレルギー歴」や「主な既往症」について、細かく記載できるものです。今では電子版お薬手帳もありますね。スマートフォンのアプリで管理ができるので、お薬手帳の携帯は忘れてしまいがちな方にも便利。(電子お薬手帳を希望するときは、薬局の受付時に相談するようにしましょう)

 

お薬手帳の役割は主に、次の3つが上げられます。

1. 飲み合わせや重複をチェックし、副作用や飲み合わせのリスクを減らす。

2. 副作用歴、アレルギー歴、過去にかかった病気などの情報を伝えることができる。

3. 旅行や災害、急に具合が悪くなった時に、自分が服用中の薬の情報を正確に伝えることができる。

 

たとえば、初めての薬を服用中に発疹や体調不良が起こった場合。お薬手帳に記録しておけば、次回以降の診察時に「使えない」薬がひと目でわかるので安心です。また、医療機関や薬局に行く時だけでなく、ドラッグストアで市販薬やサプリメントを購入する時にも、お薬手帳があれば薬剤師に相談して購入することができます。調剤日も書かれているので、「毎年10月に耳鼻科にかかっている」など、過去の記録を振り返ることで予防や体調管理にも役立ちます。旅行先や災害時の急な体調不良は予測できないものだからこそ、常に携帯することが大切です。

 

複数の医療機関にかかっていても、お薬手帳に薬の処方内容が順を追って記録されていれば、これまでの症状や治療に必要な薬を、医師が判断しやすくなります。

 

また、お薬手帳を利用することによって薬代が安くなることもあります。お薬手帳を持って3カ月以内に同じ薬局に処方せんを持参した方は、それ以外の場合(初めて薬局に来た方や手帳を持っていない方など)に比べて負担が少なくなります。

 

お薬手帳は全国どこでも使えるもの。紙版でも電子版でもしっかり管理・携帯しておきたいですね。

 

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