調布市では平成26年度から専門医や保健師などによる「アレルギー相談」を実施してきました。健康推進課では、これまでの相談の中でとくに多かった質問をQ&Aとしてまとめ、リーフレット「知っておきたいアレルギーQ&A 離乳食と食物アレルギー編」を作成。この4月から配布を開始しました。
調布市のアレルギー相談には「アレルギーが心配。離乳食の進め方を知りたい」「湿疹がなかなかよくならない」といった質問が寄せられています。
「相談をお受けする中で、アレルギーについての正しい情報を、市として提供する必要があると感じるようになりました。ちょうど調布市医師会等の先生方からも『作ってはどうか』とお声をいただき、作成することになりました」(健康推進課健康支援係長・鵜篭千恵さん)
リーフレットはとくに保護者から多く寄せられた質問から厳選。離乳食の進め方や、病院のかかり方、妊娠中の食生活などについて答えています。回答については、小児科医のアドバイスも受けて慎重に作成。さらに読みやすさも考えて会話形式でまとめてあります。
初刷は4000部。
「今回はとくに離乳食と食物アレルギ−についてまとめていますので、ちょうど離乳食について気になり始める3~4カ月児健診(乳児健診)で配っています。相談するほどではないけれど、少しアレルギーが気になっているという方も多いようなので、このリーフレットを通してアレルギーについて正しい知識をお持ちいただき、安心につながればと思います」(健康推進課管理栄養士・宮山朋子さん)
リーフレットは調布市健康推進課の他、子ども政策課の窓口、子ども家庭支援センターすこやかの他、市内医療機関でも配布中。PDFデータは調布市役所の公式HPでも見ることができます。