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子どもを感染症から守る、大切なワクチン

2020年4月22日 公開

たくさんある子どもの予防接種。特に赤ちゃんのいるご家庭では、接種スケジュールを考えるのも一苦労ですよね。さらに、今は新型コロナウイルスの影響もあり、「どうすべきか」と判断に迷う機会も増えているかもしれません。

そこで、予防接種を受けるべきタイミングについて、「ささもとこどもクリニック」院長の笹本和広先生に電話でお話を伺いました。

 

「たとえばヒブウイルスは感染すると、細菌性髄膜炎や喉頭蓋炎といった、乳幼児にとって生命の危機にかかわる症状を引き起こすことがありますが、インフルエンザやノロのようにまわりでヒブが流行しているよ、ということを聞く機会がないので、突然お子さんがかかってしまう、ということになります。また、麻疹(はしか)は免疫を持っていない人が感染すると、ほぼ100%発症します。約1週間続く高熱、激しい咳に加え、合併症を起こすことも多い麻疹ですが、現在も特効薬はありません」

 

「つまり、子どもたちの命を守るためには、感染症にかかる前にワクチンで予防することが大切です。ワクチンについての疑問や接種時期についてなど、気になる点があれば遠慮なくお尋ねください。みなさんの不安が和らぎ、適切なタイミングで予防接種が行えるよう、私たちもできる限り対応させていただきます」

 

子どもの健康が心配だからこそ、迷ったり不安な気持ちになったりもするもの。モヤモヤしたらひとりで抱え過ぎず、かかりつけのお医者さんに相談できるといいですね。

2020年4月22日現在、ささもとこどもクリニックでは新型コロナウイルス感染予防対策として、来院時の電話予約をお願いし、できるだけ他の人との接触がないように対応しています(オンライン予約は一時的に停止中です)。
※午後2~3時(月、火、水、金)の予防接種・乳児検診・アレルギー相談の予約外来に変更はありません。

詳しくはクリニックに直接お問い合わせください。

 

 

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