子どもの自由で自発的な遊びを大切にしている、調布多摩川幼稚園。
去る11月に行われた作品展は、そんな一面が垣間見えるものでした。
子どもの発達段階に沿った「豊かに遊べる」作品群
たとえば年少組の作品は「作って遊ぶ」がテーマ。
「作っておしまい、ではないんです。外に持っていって遊んだり、気に入っていつも持ち歩いていたりするから、砂まみれだったり、テープで修理したあとがたくさんあったり」(年少組の先生)
▲作ったカメラで撮影ごっこ!クレヨンで描いた「ベストショット」も
年中組の子どもたちは、少人数のグループで「大型動物」の制作に挑戦しました。
「初めての共同制作の中で必要なことは、自分の思いを言葉にして相手に伝えるとともに、仲間の思いを知り、受けとめること。園での日々の積み重ねが生かせていると思います」(年中組の先生)
▲自慢の動物たちは、乗ったりエサをあげたりすることも可能!
そして年長組の作品は、遊びを大切にしながら育んだ力の集大成。調布多摩川幼稚園の「年長の作品展」といえば、クラスのみんなで協力して作るミニチュア動物園です。
「仲間との話し合いの中では、自分の思いと仲間の思いが一致しないことや、問題が発生することもあります。そんなときどうするか…どんなことでも話し合い、試行錯誤する過程を大切にしています」(年長組の先生)
▲細部まで子どもたちのこだわりが詰まっています
「僕が描いた絵、すごいでしょ!」「お友達の〇〇ちゃんの作品も素敵だね~」
「うちの子が年長になったときに、こんな作品が作れるなんて想像できない…」「私も子どもが年少の頃そう思った!」
親子や保護者同士の会話も弾む、見どころ満載の作品展でした。
まち情報ページでは、園長先生のインタビューも掲載中!
幼稚園のブログ(外部リンク)では、子どもたちの日々の様子を見ることもできますよ。併せてぜひご覧ください。
※調布多摩川幼稚園では、平成31年度「くるみのかい(プレ2歳児親子教室)」説明会を1月18日(金)に開催します
※園庭開放や見学会も実施しています。詳しくは園のウェブサイト(外部リンク)をご覧ください