調布多摩川幼稚園では、子どもたちが仲間と一緒に力を合わせ、一つのものを作り上げていく経験として、「劇あそび」を大切にしています。3学期、年中・年長組による恒例の「劇あそびの会」が行われました。
「発表のための会」ではなく、「劇あそびの楽しさを親子で共有するための会」だという劇あそびの会。子どもたちの自然な姿が見られるよう、普段から慣れ親しんでいる園内の多目的ホールを会場に、クラスごとに実施されています。
▲子どもなりの理解や表現を大切にしています
「担任は大きな声を出すよう強制しません。お話の内容を理解し、役の気持ちが分かってくると、声も自然に大きくなりますし、動作もよりそれらしくなっていくからです。言わせるのではなく、せりふを言うのも自然体であってほしいと思っています」と、園長の増田昭一先生。
年長組になると、身体の表現やせりふ、必要な大道具や小道具も、場面を考えながら子どもたちで決め、作り上げていくそうです。
▲劇あそびが終わった後は、おうちの方からの感想タイム
同じ時期、年少組では保育参観が行われました。
そこには先生たちの劇や、年中・年長のおにいさんおねえさんたちの「劇あそび」に刺激を受けた子どもたちの姿が見られました。好きな役になりきって、ごっこ遊びを楽しみます。仲間と関わり合いながら作り上げる「劇あそび」の魅力を保護者も感じることができました。
▲絵本の世界に入り込んで遊ぶ子どもたち
まち情報ページでは、園長先生のインタビューも掲載中!
幼稚園のブログ(外部リンク)では、子どもたちの日々の様子を詳しく紹介しています。併せてぜひご覧ください。
※園庭開放や見学会も実施しています。詳しくは園のウェブサイト(外部リンク)をご覧ください。