緊急解除宣言の解除を受け、調布多摩川幼稚園でも、6月から園生活が始まりました。
休園中は、「教職員も社会の一員であり、感染拡大を防ぐためにできる限り外出を控えよう」という考えのもと、在宅勤務を実施していた調布多摩川幼稚園。
「休園中だけれど、子どもたちと少しでも繋がっていたい」という先生たちの思いから、動画の配信を行いました。それぞれの自宅から撮影した動画を、教務主任の先生が編集。数少ない出勤日には、ソーシャルディスタンスを心がけつつ、子どもたちの大好きな劇やダンスの動画も撮影されました。
日々届く、工夫の凝らされたバラエティ豊かな動画に、子どもたちだけでなく大人も思わず笑顔に。
その他にも、先生お手製のぬりえや間違い探し、工作などをダウンロード提供。
休園期間中に2回実施された電話面談では、「自粛生活が長くなってきて、室内での遊びに困っている」という保護者の声があり、より詳しい遊び方のアイデアも提供されました。
またみんなで集まれる日を心待ちに…このような状況ではあるけれど、「先生と子ども(保護者)がつなぐ・つながる。先生と先生がつなぐ・つながる」ことができるよう、さまざまな取り組みを行ってきた調布多摩川幼稚園。
今回の取り組みを、園長の増田昭一先生は「つなぐ・つながるプロジェクト」と命名。
このプロジェクトを、これからも形を変えて続けることにしました。
調布多摩川幼稚園では、日本小児科学会からの情報等を元に、園での感染防止対策のマニュアルを作成。現在は、保育室の換気や遊具等の消毒、園内への大人(保護者)の出入りの制限や「3密」を避けることなど、さまざまな対策を取りつつ、子どもたちの身体と心の成長を丁寧に見守る保育を行っています。
令和2年度の未就学児向けの取り組みにつきましては、園のウェブサイト(外部リンク)をご覧ください。
まち情報ページでは、園長先生のインタビューも掲載中。併せてぜひご覧ください!