去る10月3日(土)、調布多摩川幼稚園の運動会が開催されました。
新型コロナウイルス感染予防のため、今年は学年ごとに、交代制での運動会。入場は整理番号順、検温と手指消毒、健康チェック表の提出を必須とし、参観者の人数制限と観覧場所の指定を行うなど、子どもたちの成長の節目になる活動を無事実施できるよう、最大限の対策が講じられました。
年長組にとっては、幼稚園最後の運動会。年少のときから「年長のおにいさんおねえさん」を見て憧れていたソーラン節とクラス対抗リレーも、いよいよ自分たちの番です。
少しさかのぼって9月。担任の先生からの「クラスのみんなでリレーがしたい」という提案には、「私は走るのが遅いからいやだな」という声もあったそう。でも、「リレーはひとりではなく、みんなで走るもの」という言葉に励まされて、いざ始めてみると…びっくりするほどの大声援!仲間からの一生懸命な応援に後押しされて、最初は不安そうだった子も、しっかり足を踏みしめて走ることができました。
練習を重ねるうちに、少しずつ「勝ちたい」という気持ちが強くなっていきます。少しでも速く走れるよう秘密の特訓をしたり、アンカーは誰にしようか、走るのが苦手な子は得意な子の間に入れよう、など順番を相談したり…「どうすればみんなで勝てるか」と話し合い、考えてきました。負けて悔しがる友達を、「まだ練習じゃん!」「悔しいって思ったら次もっと楽しく走れるよ」と励ます姿まで。
運動会当日も、勝ち負けこそ分かれましたが、最後まで声をかけ合い、走りぬいた子どもたちの顔はとっても晴れやかでした。
「リレーは相手がいて初めて成立する競技。対戦相手は『敵』ではなく、ナイスゲームをともに作る『パートナー』なのです」(園長・増田昭一先生)
運動会までの日々、そして当日の各学年のくわしい様子はようちえんブログ(外部リンク)でも紹介中。元気いっぱいの子どもたちの姿をぜひのぞいてみてくださいね。
令和2年度の未就学児向けの取り組みにつきましては、園のウェブサイト(外部リンク)をご覧ください。
まち情報ページでは、園長先生のインタビューも掲載中。併せてぜひご覧ください!