小学校入学時、学校給食での食物アレルギー対応が心配なお子さんは少なくありません。入学前から入学後まで、主な流れや手続き、提供される給食について、調布市教育委員会学務課の担当者にお話を聞きました。
小学校入学までの流れ
調布市では、新1年生のための就学時健診(市内各小学校で10月から11月に実施)の際、それぞれの学校で「アレルギー相談窓口」を設置しています。お子さんに食物アレルギーがあり、給食での対応が必要な場合は相談窓口にお立ち寄りください。
相談窓口ではまず、お子さんの食物アレルギーについてお話を伺い、提出が必要な書類をお渡しします。
②食物アレルギー個別取り組みプラン(事前調査票兼面談調書・小学校版)
学校生活管理指導表(①)はかかりつけの病院で書いてもらってください。また、保護者が記入する書類(②、③)には、エピペンの有無、過去のアレルギー歴などをしっかりと記入しておいてください。1月から2月にかけて、各学校で新入生保護者会が実施されますので、それまでに揃えておくといいでしょう。
書類が揃ったら、学校で面談を行いますので、入学予定の学校へ連絡してください。
面談には各小学校の管理職(校長・副校長)、養護教諭、栄養士が同席。お子さんのアレルギーの状況を詳しく確認し、伺った内容を踏まえて各学校に設置されている「食物アレルギー対応委員会」で、具体的な給食での対応を検討、決定し書面でお知らせします。
調布市の学校給食 基本的な考え方
現在、小学校では原因食物の完全除去対応(提供するか、しないか)を基本として、給食を提供しています。一部例外的な対応をしているものもあります。詳しくは就学児健診のアレルギー相談窓口にて御相談ください。
給食で提供のある食材にアレルギーがある場合は、毎月、対応の内容(※)を記載した「アレルギー対応献立表」を作成し、学校と保護者で確認、情報共有を行っています。
※給食室での対応が難しい場合は、食物アレルギー対応委員会等で検討、決定の上、家庭からお弁当や代替食の持参をお願いしています。持参した代替食は給食の時間まで保管しますが、保管方法(場所)は、本人が教室で保管する場合もあれば、給食室へ届けて保管してもらうなど、学校の状況により様々です。
調布市では、献立作成時に原因食物を取り除きやすい調理方法、作業動線や作業工程も考慮しています。また、「そば」「ピーナッツ」「非加熱の魚介類」「鶏卵(生)」「一部の種実類(アーモンド、カシューナッツ、くるみ、けし、ピスタチオ、ブラジルナッツ、ヘーゼルナッツ、ペカンナッツ、マカダミアナッツ、まつ)は全校統一で使用していません。(R8年現在)
教室での誤食を防ぐために
給食の配膳、おかわりの対応も徹底しています。給食で提供のある食材にアレルギーがあるお子さんは、当日の除去対応の有無に関係なく、おかわりができません。
小学校では、給食で対応が必要な児童に重点を置き、誰もがわかりやすい対応によって、学級全体で食物アレルギーに配慮した行動を目指しています。そのため、トレイ・食器を色分して、視覚的にもわかりやすくしています。




小学校給食は安全性を第一に、食物アレルギーの有無に関わらず、みんなが美味しく、楽しく食べられるよう、調布市で採れた野菜を使ったり、世界の料理を取り入れたり色々と工夫しています。少しでも不安なことがあったら、いつでも学校に相談してください!




