国領町くすのき団地にある駿河台大学第一幼稚園では毎年2月に展覧会が開催されています。例年は、土曜日に親子で登園し、遊戯室や各教室に展示されている作品を鑑賞していたのですが、今年度は密を避けるためにと先生方で話し合い、動画配信にて実施されることになりました。
各クラスに展示された作品を撮影。その様子は配信サービス「コドモン」を使って各家庭に配信されました。
年少組では1学期と3学期の絵を並べて展示。薄かった筆圧もはっきりした絵になりや色も複数使うなど、1年間の成長が感じられる作品が並びます。他の作品でもクレパスや絵の具、色画用紙、牛乳パックなどを使った個性ある作品が展示されました。
年中組では一人3点、4種類の個人製作の他にクラス作品の「にじいろのさかな」と「大きな青空と虹」も展示。「製作を通してみんなで作った達成感と満足感を味わうことができたように思います。作品は壮大に仕上がり感動的でした」(年中組担任)
年長組ではお気に入りの服を着た「自分」と「鬼のお面」を製作。「自分」では、お友だちに体のラインを書いてもらい、色を塗りました。お友だちと形の楽しさを共有したり、細かいところを丁寧に描いたり。年長組らしい丁寧な色使いの「自分」がずらりと並びました。
さらに年長組2クラス合同で「するがだいのりものはくぶつかん」も製作。グループを作り「どんな乗り物があったら楽しいかな」と話し合いながら絵を描き、形にしました。全部で14台の乗り物は展覧会の後、年中組さんや年少組さんも招待し見たり乗ったりして楽しみます。「合同製作では自分の気持ちや考えを友達と伝え合い、絵に描き、それを形にしようと試行錯誤したり『その考えいいね』と友達を認めたり受け止めたりする姿に成長を感じました」(年長組担任)
駿河台大学第一幼稚園では、先生と子どもとでたくさん話し合い、互いにアイディア出したり助け合ったりしながら活動を行っています。「教職員や友達とかかわる中で、自分の思いや考えを言葉で伝える力を育むことも幼少期の大切な学びだと考えています。また自分の要求をきちんと言葉で伝え『ありがとう』と言える子どもを育てていきたいと思っています」(園長 田所恒子先生)
日々の活動の様子はコサイトまち情報にも掲載されています。ぜひご覧ください!