里親制度をご存知でしょうか。

東京都内だけでも、親の病気や養育困難、虐待などの理由により親と一緒に生活できない子どもたちが約4000人もいます。このような子どもたちを自らの家庭に迎え入れ、家庭的な環境で育てているのが「里親」です。

 

里親には「養子縁組里親」と「養育家庭」があります。特に「養育家庭」になっていただける方が少ないのが現状なのだそう。養育家庭とは、養子縁組を目的とせず、一定期間（数日からでも）一緒に暮らす制度。子どもが児童相談所に保護され、短期間だけ親と離れなければならないときに、里親家庭で受け入れる場合もあります。

 

とはいえ里親に興味があってもハードルが高そうだったり、経済的負担などわからないことも多いもの。まずは里親制度について知ることからはじめてみてはいかがでしょう。

調布市上石原にある多摩フォスタリング機関二葉学園は、多摩児童相談所が担ってきた事業を令和2年10月から受託し、里親のリクルートから里親の研修やトレーニング、里親宅で暮らす子どもたちの自立支援まで多摩児童相談所に登録している里親家庭に対する包括的な支援を行っています。

 

里親制度の説明会もオンラインや対面で毎週実施しています。詳しくはこちらをご覧ください。