児童発達支援施設「すこっぷ」では、体験の幅を広げたいという思いのもと表現療育「クジラクラス」(3〜6歳)を実施しています。
講師の先生一人が週1回、1カ月を通して担当するというクジラクラス。今回の講師はフィルム装飾のお仕事をしていて、すこっぷの利用者OBの保護者でもある「なべとし」さん。
取材した2回目は、親子みんなで商店街を歩きながら実際に街中で使われているフィルム装飾を探す、というものでした。
当日は地図と資料画像を見ながらマップ見ながら日常で目にする看板などを、なべとしさんと一緒に歩きながら探して観察します!
よく観察すると、街中には石のように見えるシールや布でできているシール、ステンレス製の看板など様々な素材でできた看板があるとわかります。
視点を変えて観察してみると、実は色々な発見があるのが新鮮でした。大人も子どもも身近にあるものから興味を広げていけたらいいですね。
「ひとくちに看板と言っても、ペンキだけではなく、たとえばシールを使うなどいろんな工夫をしています。子どもたちには、街中にある身近な看板を通して素材に興味を持ってもらえたら嬉しいですし、ぜひものづくりやデザインの楽しさを知って欲しいです。子育てには大変なこともたくさんありますが、子どもは少しずつ着実に成長しています。一緒に楽しみながら、子育てを頑張って行きましょう!」(なべとしさん)
今回は1、2回目のクラスでフィルムや素材について学び、3回目の最終日には仕事体験の集大成として実際にフィルムを使って自分の車をラッピング&みんなで椅子のカスタマイズをしました。
土曜日の表現療育「クジラクラス」(3〜6歳)は親子クラスから参加している子どもも多く、異年齢合同クラスでも非常に落ち着いて活動を楽しめています。
児童発達支援施設の表現療育は、多様なプログラムが実施されています。
2022年度、親子で通う「ラッコクラス」(1歳6カ月~2歳)では就園前の利用者を募集中。発達が気になる、特性がある子どもたちに寄り添ったすこっぷ独自の療育は、保護者からも人気です。ご相談も含め、気になる方は、すこっぷへお問い合わせください。