冬の足音が聞こえる12月上旬、調布若竹幼稚園で昔ながらのお餅つきが行われました。新型コロナウイルスの感染症対策として、例年よりも規模を縮小しての開催となりましたが、園庭の片隅に設置された蒸し器からもくもくと湯気がのぼる様子に、朝から興味津々の子どもたち。
「なんだかいい匂いがするよ~」
「お米をふかしてるんだよね!」
事前に先生から“おもちの作り方”を教えてもらっていたので、予備知識はバッチリ。
はじめにぐいぐいとこねる力仕事は先生方が担当しました。
つづいて子どもたちの出番がやってきました。ハチマキを頭に巻いて、気合たっぷりの園児たち。まずは年長組からおもちをつきました。
年中さんの声援に「応援ありがとう!!」と年長さんが声をかけるなど、学年を越えたほほえましい様子も見られました。
およそ1時間ほどで全クラスの園児がおもちつきを経験し、つきたてほかほかのお餅ができあがりました。今年度は感染症に配慮し、一口サイズに丸めたものを持ち帰りました。
「飽食で何でも簡単に手に入る時代に、あえて手間暇をかけてお餅を作る経験は、子どもたちにとって貴重な経験となっているようです。今年度は園で食べずに持ち帰りとなりましたが、その分おうちの方とお餅つきの楽しかったことを共有する時間になったようです」(金子剛園長)。
調布若竹幼稚園では、園の様子を紹介する動画をまち情報で公開中!令和4年度プレ保育(令和5年度入園予定者対象)は、2022年2月中旬頃受付開始予定です♪