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親同士がつながる、専門家とつながる すこっぷの親子療育クラス

2022年1月24日 公開

発達に気がかりがある就学前の子どもが利用できる児童発達支援施設「すこっぷ」。

1歳半から3歳までの子どもたちのクラス(ラッコクラス)は、親子で参加するグループ療育です。

親子で参加するので、わが子の様子を客観的に理解でき、また他の子の様子を知ることができたり。

ランチタイムまで一緒なので、自然に楽しく保護者同士が仲良くなり、情報交換ができたりするのも魅力。

「子どもたちには、できれば早い時期にたくさんの経験、人と接する機会を作ってあげることが大事だと思います」と話すのは児童発達支援管理責任者の羽柴優美さん。そこで今回は、実際に親子療育クラスに通っている保護者のみなさんにお話を伺いました。

Aさん 3歳 女の子

うちの子は歩きはじめるのが遅かったり、発語がない、意思疎通できない、よく転ぶ、目が合わないなど、上の子もいたので明らかに違うと感じていました。すこっぷは、小児科(※)の発達相談で紹介されて利用することに。通い始めてからは、少しずつ人のことをを見られるようになりましたし、お友達が気になって、同じようなことをするようにもなりました。ランチタイムに他の人が食べる様子を見るのも刺激になっているようです。

※発達相談のある小児科についてはこちらもご覧ください。

 

Bさん 男の子(3歳)

うちは1歳半になっても言葉が出ず、2歳すぎからすこっぷを利用しています。言葉が出るようになったのは3歳になってから。ここに来るようになってからは人と関わることができるようになり、家ではお友達の名前が出るようになるなど、たくさん刺激を受けていると感じています。

 

親子で参加しているから、お子さんの様子や成長がよくわかるのかもしれませんね。親子療育の魅力は?

 

Bさん 

たとえば自分の子は何が得意で何が不得意なのかを、親が認識できるようになりました。家庭ではできないことを体験できるのも嬉しいですね。ここではいろんな素材に触らせてくれるんです。いろいろな感触を体験して慣れてきたからなのか、偏食だった息子が少しずつ食べ物に関心を持つようになってきたように思います。

 

Cさん 3歳 男の子

うちの子は2歳ごろになってもあまり言葉が出ず、言えていた言葉を言わなくなったり、他の子とのコミュニケーションも避けるようになっていったり…。赤ちゃんに戻っていくような感じがありました。

すこっぷに通い始めてから慣れるまでには1カ月ぐらいかかりましたが、椅子に座って同じ方向を見ることができるようになるなど変化が見られるようになり、さらに今は話も聞いて理解できるまでになりました!

 

すこっぷの魅力は、保護者同士がお互いの子どもの成長も一緒に喜び合えることなのだそう。

 

Cさん 

たとえば、苦手なことや、それまでできなかったことができるようになると、親やスタッフさんだけでなく、一緒に参加している保護者のみなさんも盛大に褒めてくれます。本人もすごく嬉しそうで、そういうところがとてもいいです!

 

Dさん 女の子 3歳3カ月

うちの子は2歳になっても歩くようにならず、言葉も体も不安定な感じがあったので、体のリハビリを考えて療育先を探していたところ、たまたま知人に紹介されたのがすこっぷでした。見学時は「ここでやっていけるかな」と少し不安を感じましたが、先輩ママたちが「すごくいいよ」と勧めてくれたので利用を決めました。すこっぷは、スタッフのみなさんの精神的なフォローが手厚くてとてもありがたいです。誕生日にはカードをプレゼントしてもらいました。写真と素敵なメッセージが書かれていて「ああ、やっと居場所ができた」と思えました。

 

最後にもう一人。通い始めてまだ1カ月ほどだというEさん(2歳5カ月女の子)は、療育時間がたっぷりあることが利用の決めてになったのだそう。

 

Eさん 

週2回、1日3時間という「量」の多さは他ではなかなか無いと思い決めました。まだ通い始めて1カ月ですが、少しずつ家での様子にも変化が見られるようになりました。同じようなお子さんを持つ保護者のみなさんとお話できるのもありがたいです。トイレトレーニングのこと、幼稚園のことなどを教えてもらっています。それに、専門のスタッフさんに、すぐに相談できるのも心強くて…。いつも心が軽くなるような…そんなアドバイスをいただいています。

 

保護者の皆さんからは、

「子どもたちの成長発達をプロの目線でしっかりと見てくれ、テクニックだけではない、療育という関わり以上の愛情が感じられる」

「自分では気づけないような、押し付けではないやり方を教えてくれ、実際にやり方などを見せてくれるのでわかりやすい」

といった声も聞くことができました。

羽柴さん 

週2回親子で参加しているから、自然と親同士が良き理解者になっていると思います。他の子の成長にいち早く気づき、わが事のように喜ぶし、少し距離を置いて自分の子どもを見ることができる環境でもあるので「その子がなぜそういう行動をとるのか」という理解も進むのだと思います。

 

親子参加は大変そう?いいえ、実は得るものがたくさん!

子どもにとっても親にとっても拠り所になっている「すこっぷ」の親子療育。就学後も親同士の繋がりがずっと続いているのだそう。気になる方は、まずは「すこっぷ」にお問い合わせください!

 

令和4年度 親子療育クラス利用者募集中

現在、すこっぷでは親子療育クラス「ラッコクラス」の新年度利用者を募集中です。多様なプログラムだけでなく、子どもたちに全力で寄り添い、一緒に考えてくれるスタッフのみなさんも魅力。利用したい、話を聞きたい方、相談したい方、まずはすこっぷへ連絡してください。

(※令和4年度は親子療育クラス利用者のみ募集中です

 

問合せ電話番号:042-444-3467

公式サイト:http://scoopkids.jp/

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