小学1年生の男の子の母、編集部員のIkenagaです。
子どもが小学校に入ってから知りましたが、1年生って幼稚園より早く帰ってくるんですよね。自他共に認めるほど体力オバケだった息子が、小学生になって放課後は家でダラダラと過ごす日々。最近は少し走っただけでも「つかれた〜むり〜」なんて言う始末…。
もしかして、体力が落ちた!? これはマズイ!
とにかく外へ連れ出そうと、最近乗れるようになったばかりの自転車の練習ができる「調布市子ども交通教室」(深大寺元町)へ遊びに行ってきました。
「調布市子ども交通教室」は、武蔵境通り「御塔坂」交差点近く、中央自動車道の高架下にある施設。雨や日差しが強い日でも、天候を気にすることなく自転車の練習をしたり、交通ルールを学んだりできるのが魅力。親子で参加できる「教室」が開催されていない時間帯は自由に利用できるので、わが家ではよく利用しています。

自転車に乗る前は、事務所の方に挨拶を

「こんにちはー!自転車を貸してください」
「どうぞどうぞ。」
交通公園では、補助輪付自転車、スポーツタイプやシティサイクルタイプなどさまざまな自転車がサイズ違いで揃っていて、無料で貸してもらうことができます。もちろん、自分の自転車を持って行き施設内を走るのもOK。(ペダルがない自転車やブレーキがないものは利用ができないので注意)ヘルメットは忘れずに持参しましょう。

「足が地面にしっかり着くのを選ぼう!」
たくさんある中から吟味するのが楽しいようで、あーでもないこーでもないと言いながらじっくりと選ぶ息子。サドルの高さが固定されていて変更できないので、その子に合った自転車を、大人が一緒に選んであげるといいですね。
いろいろな自転車専用コースがある「西側エリア」へ

横断歩道や信号機、標識などが設置されていて、本物の道路のよう。コース内の一部は一方通行になっていて、矢印が書いてあるところは、矢印に沿って進みます。
難関の坂道。標識や踏切、S字コースも!
ここに通い始めた年中さんの頃は、坂の途中で足を着いたり、ふらふらと運転していた坂道も今では、一度で上り切れるほどに。

随所に標識や一時停止ラインがあるので、それらを気にしながら運転していると、自然に交通ルールが身についていきます。
この日は、すいていて貸し切り状態だということもあって、運転に慣れてくるとぐんぐんスピードをあげる息子。おぉ、これはちょっとスピードが出過ぎだなーと思う時もありましたが、他にお子さんがいないということもあって、少し見守ってみることに。

S字コースに入って最初のカーブ。ブレーキをほとんどかけずに入ってきたので、曲がり切れず転倒しそうになりヒヤリとしました。本人も驚いた様子で、その後はスピードの出し過ぎを注意できるようになりました。

そして、反対の東側エリアに

西側エリアで「親子交通安全教室」が始まったので、申込みをしていない私達親子は東側エリアに移動しました。(決まった曜日・時間に、「親子交通安全教室」が開催されています。実際の道路を使って、交通ルールや自転車の安全な乗り方、走り方を学べます)

東側エリアは西側に比べるとコンパクトな作り。ベンチが設置されていたので、私は座って見守ることができました。
1時間ほど集中して練習ができたので、満足した様子の息子。
「そろそろ帰ろうか」
自転車を返却したあとは、事務所にひと声かけて帰りましょう。
訪れたこの日は、平日の14時半ごろ。幼稚園帰りのお子さんがパラパラといる程度で、周りを気にせず自転車の練習ができました。
かなり安定した走りができるようになってきたので、そろそろ公道を走らせても大丈夫かな!?

自転車の練習場所って案外無くて悩みますよね。こちらの交通公園では、車が来ることもなく周りは自転車初心者のお子さんばかりなので、安心して自転車の練習をすることができます。
また、自転車に乗れるようにはなったけど、まだまだ公道を走らせるのは心配…なんていうお子さんにも公道で走るイメージをさせながら練習することができますよ。(土日の10:30〜11:00、14:30〜15:00には信号の点灯、毎月第一日曜日の10:30〜11:00には踏切警報器の稼働がありこちらも人気があるそうです)
アスレチック的遊具がお気に入り!佐須公園
私達親子が最近よく利用している遊び場をもう1つご紹介します。
アスレチック要素がある遊具で遊ぶのが、最近の息子の気分。複合遊具がある佐須公園はお気に入り。佐須街道の南側、住宅街の一角にある、広々とした公園です。夕方近くになると小学生たちがたくさん集まってきて、賑やかですが、この日はまだ時間が早かったからか、すいていました。走るのが好きな息子は、充実した遊具だけでなく、広い広場を思い切り走れるところも佐須公園が好きな理由です。
まずは、丸太の吊り橋がある遊具。高いところが苦手で、地面が見えるような場所は、足がすくんでしまうのが常な息子ですが…

「もう怖くないかも。全然平気だよ!」
おお、苦手だったことが自分でも気づかないうちにできるようになっているではありませんか!
本人もなんだか嬉しそう♪吊り橋を何度も、行ったり来たり。
ずっとできなかった「思い出の壁」を制覇!
次は、展望台がある遊具。
「これは、余裕だね」

このネットは何度も登ったことがあったので、あっという間にてっぺんに到達しました。そして展望台から反対側を覗きこみ、「今日だったら、こっちからも登れるかも!?」とボルダリング風の壁面にチャレンジを決意。
このボルダリングは、何度も「たすけてぇ〜」と言われて、ヘルプしていた思い出の壁。だ、大丈夫?

一つずつ確認しながら、慎重に慎重に。
「やったー登れた!」
子どもって、なかなか越えられなかった壁を急に飛び越える時があるから、本当にびっくりさせられます。息子の成長は嬉しくもあり、同時に少し寂しくもなりました。

できることが増えたし、今度はホンモノ?のアスレチックに行くのも楽しそうだね!と話しながら、帰路につきました。

コサイト編集部 Ikenaga
子どもの電車ブームが再び到来して、動画と図鑑で日々更新されていく知識。終わらない息子の電車トークを白目になって聞いています。