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卒園後も続くつながり~マルガリタ幼稚園の「星の会」

2025年12月26日 公開

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マルガリタ幼稚園では月に1度、土曜日に卒園生のための活動である「星の会」を実施しています。星の会は、60年以上の歴史があり、卒園後の子どもたちが宗教の話に触れ、その積み重ねで良心を育てていくため、そして卒園生や先生たちとのつながりを大切にしていくために発足されました。今年最後の会は、12月20日に行われました。

 

会の前半は聖書のお話。シスター有本が、クリスマスに向けて、羊飼いと天使のお話の解説をしました。幼稚園の宗教の時間で教えてもらった話よりも少し難しい内容に、1年生は「なんだろう」という様子でしたが、「こういった絵本で描かれていたお話ですよ、読んでもらったことがあるかな」と例を挙げてもらったところ、うなずく姿も見られました。

▲中央にある台の上に乗っているのが「アドヴェントリース」です

修道院から持ってきてくれたという、クリスマス飾りのお話もありました。みんなが良く知るクリスマスリースと、雰囲気は似ているけれどちょっと違う飾り。

「これはアドヴェントリース、待降節(※)の輪といいます。これを見ながら、イエス様の誕生を楽しみに待つんですよ」とシスター。

クリスマスまでの4つの日曜日にそれぞれ灯すという、4つのキャンドルに火を灯す様子を、みんなでじっと眺めました。

※待降節(たいこうせつ)…クリスマスの4つ前の日曜日からクリスマスイブまでの、クリスマスを待つ準備期間のこと

▲戦争や震災で困っている方や貧しい国の方に贈るために、献金のお捧げも行われました

後半は、みんなでの活動。通常は学年ごとにクラスに分かれて聖書のお話をしていますが、この日はクリスマス直前ということで、特別に全員でクリスマス会です。

 

クリスマスにまつわる言葉でビンゴを目指す「クリスマスビンゴ」に、子どもたちは大盛り上がり!
なかなかビンゴが出ませんでしたが、いよいよビンゴが出たときには、本人以外の周りの子どもたちもとても喜んでいました(全員に景品がありました)。

▲ツリー、マリアさま、ケーキ、てんし…ホワイトボードに書いてある中から好きな言葉を選んでマスを埋めていきます

会の終わりには、文房具とクッキーのプレゼントも。家まで待ちきれず、つい先に開けてしまった子とそれを取り囲む友達が「かわいいねー!」と笑顔になっていました。

 

「子どもたちは小学校が分かれても、星の会ではマルガリタ幼稚園の仲間に会えると嬉しそうです」と、園長の近江谷綾音先生。

 

星の会終了後は、園庭で自由に遊ぶことができるので、「今日遊べる?」「行こう行こう!」と駆け出す子どもたちの姿もありました。

 

「私たちにとっても、星の会は卒園した子どもたちと継続してかかわることのできる、貴重な機会です。『年少の頃はこうだったな』『やんちゃだった子がこんなに頼もしくなって…』なんて思い返しながら、成長を嬉しく感じています。」(近江谷先生)

 

星の会は、気心の知れた幼稚園の友達、そして先生たちと卒園してからもつながり続けられる、かけがけのない場になっているようでした。

 

 

マルガリタ幼稚園では、1歳くらいの子どもから参加できる「マルガリタひろば」「マルガリタおそとひろば」を開催しています。

また、コサイトのまち情報のページでも園の情報をご紹介中。ぜひ併せてご覧ください。

 

 

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