今回は今年4月に調布駅前にオープンした「プレイセンターちょうふ」に行ってきました。
国分寺市(2カ所)と小平市、杉並区に続き、東京都内では5施設目となるプレイセンターです。
「そもそも、プレイセンターとは?」ということから取材をしつつ、活動に参加してきましたのでレポートします!
プレイセンターとは
プレイセンターとは、
・子どもが学ぶのにふさわしい遊びの環境
・親が学ぶ経験
の双方を提供する、ニュージーランド生まれの親と子のための活動の場です。日本では新しい子育て支援のカタチとして、注目されています。
日中は保育園や幼稚園に子どもを預け、その間は別々に過ごすのが一般的な日本の未就学児親子のスタイルですが、プレイセンターは、その場に集う親たちが子どもたちを「みんなで一緒に」育てます。
ニュージーランドでは政府の認定を受けて活動している団体であり、それもモデルとした日本版プレイセンターは2000年にスタート。現在国内に13カ所のプレイセンターを設けています。
プレイセンター活動で、親と子どもは何をするの?
今回は2歳の娘と「プレイセンター活動」(毎週火・金曜10時~11時45分と木曜14時~16時開催)に参加しました。
プレイセンター活動とは、「子どもに個性があるように、ママたちにも個性がある」ということを前提に、好きなことや得意なことを伸ばしながら親も子も成長することができる活動です。
私が訪れた日は、まずママたちの自己紹介からスタート。その後、みんなでわらべ歌を歌ったり、絵本の読み聞かせをしたり。すぐ近くでは、お絵かきをする子どもや、遊具で遊ぶ子どももいました。
16のコーナー遊びが設けられていて、アクティブに動きたい子や、ひとりでのんびりおままごとをしたい子が、思い思いに遊んでいました。
子どもは自由に遊び、ママたちもそれぞれ子どもを見守りながら情報交換をしたりおしゃべりをしたり。プレイセンターは親が成長する場でもあり、別日程で子育てをより楽しく豊かなものにするための「学び合いの会」も設けているそうです。
いわゆる「子育て支援センター」と違うのは、ママや子どもがスタッフの方々からのサービスの受け手としてではなく、自発的に活動する主体性が求められること。
まとめ役として活動を支援するスーパーバイザーさんたちの役割は、ママたちの相談にのることや話を聴くことであり、決してサービスを提供する側ではないそうです。
さて、私と娘の体験レポートですが、娘は初めての場に最初はメソメソ。しばらく私から離れませんでしたが、さまざまな遊び場がある楽しい雰囲気を感じたのか、徐々に本領発揮!後半は楽しそうに遊んでいました。
私は他のママたちと一緒に娘の名札作り。
おしゃべりをしながら、簡単な手作業をするのはなかなか楽しいものですね。ゆっくり手芸をする時間なんてすっかり忘れかけている乳児ママには新鮮な時間かもしれません。
▲作った名札は持ち帰らず、プレイセンターに置いて帰ります。
プレイセンターでは、この場を活用して仲間を増やしてもらい、今後はママたちが自主的に活動をするママが増えることを目指しているそう。
調布における活動はまだまだ始まったばかりなので、現在参加しているママたちもわからないながら体験して学んでいる段階。ご興味がある方は、ぜひ一度活動に参加してみてくださいね★
プレイセンター活動を行っていない時間帯は「子育てひろば」として調布市在住の子どもたちが自由に遊べる場となっているので、まずは広場に行ってみるのも手かも。
また、第1・3土曜日の10時~12時はパパが参加する「パパプレ」も開催しているそう。パパの仲間作りにも活用してみてもよさそうですね!
本格ナンカレーランチ♪
プレイセンター活動の後は、調布駅前にあるエムスキッチンさんで娘とランチをしました。
北口にあるローソンの角の路地に入って行ったところにある、赤いシェードが目印です。
娘はミニハンバーグ付きのキッズセット(700円)を注文。
カレーは甘口の「いろいろな豆と野菜のカレー」にしました。
辛くないカレーに思わずにっこり。
私はランチセット(950円)で、カレーはポークキーマカレーをチョイスしました!
スパイスの効いた本格カレーを食べると元気になりますね!ピりっと辛くてとてもおいしかったです。
サラダと3種の付け合わせ、そしてドリンク付き。
ナンとライスはお替わり自由!お得です!
明るい雰囲気の店内には、お昼休みの会社員の男性や、赤ちゃんを連れたママの団体、テラス席にはゆっくり食事を楽しんでいるご夫婦など、さまざまな世代の人が座っていて、子連れでも気兼ねない雰囲気で居心地がよかったのも印象的でした。
▲ナンカレーの食後にはやっぱり「チャイ」ですよね~!
【所用時間】
プレイセンターは調布駅北口から徒歩1分。セントラルレジデンス調布の2階にある調布市の子育て支援施設「こどもとフラット」内にある施設です。プレイセンター活動は約2時間。
コサイト編集部員 K
2002年から調布市民。途中夫の転勤で九州などで過ごし、2009年から再び調布に。調布市民歴はのべ10年となりました。小学生の男の子と市内の認可保育園に通う女の子、夫の4人家族です。