小学3年生と小学1年生の子を持つshinoです。
小学生ともなると子どもたちだけで行動することが多くなり、親同伴で公園に遊びに行く機会がめっきり減りました。そういえば私、久しく公園に行ってないかも。たまには子どもが遊ぶ様子を見てみようと、つつじケ丘にある神代団地周辺で1日遊んできました。きょうだい2人だけだとケンカが絶えないので、5歳のお友達にもお付き合いしてもらうことにしました。
一気に滑り降りる!駆け上がる!すり鉢公園からスタート
神代団地内には、新しくリニューアルした公園がいくつも点在しています。神代団地内にありますので、住民のみなさんに迷惑がかからないよう配慮も必要。大きな声を出して騒いだり、早朝や夕方以降の利用は控えましょうね。
商店街そばにある通称「すり鉢公園」は、アラフォーの私自身も子どもの頃に遊んでいた思い出のある公園です。当時は「アリ地獄公園」と呼んでいたなぁ。もちろん、遊具たちはリニューアルされていました。
すり鉢の底を覗くと、子どもたちが置いて行ったであろう段ボールが。
子どもたちは早速ソリにして、何度も滑り下りていました。
このすり鉢状の遊具は、傾斜が場所によって違うようで、傾斜がゆるいところなら、5歳の子も運動不足のアラフォーも鎖なし、助走なしでラクラク上ることができました。滑り台を見ると、なぜか下から駆け上がろうとする息子も、ここなら他のお友達の邪魔をしたり、母さんに怒られることなく思う存分駆け上がれます。
こちらは、すり鉢公園内にある滑り台。上り口がユニークですね~。
この公園のすぐ横には、ボール遊びができる広場や、広めの通路があり、自転車を練習している子どもたちの姿をよく見かけます。車が侵入してこないエリアなので、自転車ビギナーも安心です。
これ、どうやって遊ぶの!?オブジェのようなフシギ遊具たち
すり鉢公園周辺の公園も、遊具がリニューアルされていて明るく楽しいイメージになっていました。金子地域福祉センター方面に歩いていくと、バス通り脇にある公園にフシギな遊具を発見。
バナナっぽいような、宇宙船っぽいような。これは滑り台でしょうか?階段等はありません。「どう楽しめばいいのかしらん」と悩む頭の固い母をよそに、子どもたちはガシガシ上って遊んでいました。
他にも、角が生えた青虫みたいなスウィングする遊具、幼児用ブランコや、ボール遊び可能で壁打ちボードがあるエリアがあって、幼児から小、中学生まで幅広い年齢の子どもたちが楽しめそうな公園でした。
商店街入り口からバス通りを渡ったところにある団地の裏には、これまたオブジェ的なジャングルジムが設置されたスペースがありました。頭をぶつけないように、入り組んだパイプをくぐらないといけないので、脳の運動にもなりそう!
この公園から、甲州街道方面に進むとあるのが、こちらの公園。小さな砂場や滑り台、そしてまたまたフシギな遊具がありました。
トンネルのようにくぐったり、登ったり。この遊具が気に入ったようで、ここで門番ごっこが繰り広げられました。ブルーの一番高い部分に門番が座り、その下のトンネルをくぐる前に「山」「川」とベタな合言葉を交わして通るというもの。そのうち、知らない子も混じって門番ごっこが続きました。子どもの、誰とでも仲良く遊べる能力にはいつも感心してしまいます。
ちなみに、ここにも壁打ちボードがありました。神代団地内はボールで遊べる場所が充実していますね~。
レトロな商店街でひとやすみ
フシギ遊具を巡っている途中、「のど乾いたー」と訴える我が家の水筒はすでに空っぽ。しょうがない、買いにいきますか。先ほどのすり鉢公園そばの商店街で、飲み物を買って一休みしましょう。
この商店街に入っているスーパーで飲み物を調達。ここには他にも、八百屋さんや美容室、酒屋さんなどが入っています。近くには、ゆったりとカフェタイムを過ごしたい大人たちが集う「手紙舎本店」がありますよ。
この後すり鉢公園周辺でひと遊びしたら、ちょうどランチタイムだったので、商店街そばにあるテーブルでお弁当を食べました。
「疲れたー、帰る」と言い出すかと思いきや、まだまだ遊ぶ気満々の子どもたち。よーし、こうなったらとことんお付き合いしますよ!食事を終えたら野川沿いに出発です。
野川だけで2時間も 自然は最良の遊び場だ!
お弁当を食べて、元気を取り戻した子どもたちと一緒に、朝から楽しみにしていた野川に向かいました。
▶雨が降った後など、増水している時は入らないようにしましょう。
野川サイクリング道路から河川敷に降りると、菜の花たちが出迎えてくれました。「テントウ虫、いないかなー?」と目を凝らして探す3人。
家だとすぐテレビをつけたがる子どもたちですが、ちゃんと自然の中でも遊べるんだ、と見ている私も穏やかな気分になりました。そこにあるだけで、子どもたちにいろいろと教えてくれる自然は、なんて偉大なんでしょう!
調布市立調和小学校の横を通り過ぎて国領方面へ少し歩くと、段差がなく川に入れるエリアがありました。それを見たとたん、さっさと靴と靴下を脱ぎ、ザブザブと水の中へ。
ひゃー、小さなハンドタオルしか持ってないけど!?ま、楽しそうだし、足首くらいの深さだから安心して遊べそうだね、とそのまま様子を見守ることにしました。
3年生の姉は、どこで習ったのか草で舟を作って水に放っていました。
1年生の弟は、行く先の水の流れを変えて、舟や水の動きをひたすら観察。
▶「この石を外したら、ここだけ流れが逆になるよ!なんでだろう?」(本流は写真の上に向かって流れています)
いくら勉強しろと怒っても机に向かわない息子が、自然から学んでいる!とまたまた感動してしまいました。これからは、イライラしたら野川に連れてこようと思います(笑)。
水の中で40分ほど遊んでから、再び国領方面へ歩いていくと、猫、カモ、シロサギなど、野川に住む動物たちに出会いました。
お散歩中のワンちゃんとも触れ合いました。
「おとなしくて噛まないから、そっとなでてごらん」
と、飼い主さんと会話するのも、また楽し。
野川に繰り出して1時間半ほどでさすがに疲れたようで、野川サイクリング道路に上がってベンチで一休み。ここには調布市が管理するトイレがありました。
気が付いたら、イトーヨーカドー国領店そばの橋まで来ていてびっくり。5歳児もいることだし、力尽きて「ママ抱っこー!」となってしまうと大変なので、ここで自転車を駐めてある神代団地へ引き返しました。
【所要時間】
10時半過ぎに、神代団地内の通称「すり鉢公園」からスタートし、団地内の公園をはしごしました。途中12時から1時間ほどランチ休憩をとって、午後は野川沿いで散策と水遊びをしました。タオルや着替えを持っていると安心ですね。神代団地に戻ったのが15時過ぎ。たっぷり外遊びを満喫できました。
編集部員 shino
小3と小1の子を持つ母です。 小学生になったら、子育てがかなり楽になるのでは!?と期待していたが、別の種類の大変さが押し寄せてきて、何かと悩み事が多い毎日です。