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ダウン症児親の会「プチカモマイル」と「マレタイム」 

2020年10月30日 公開

編集長のタケナカです。長い時間をかけて3人の女の子を育てましたが、決して自慢できないような、ずいぶんいろんなことがありました。かなり悩んだものですが、それでも「誰かに相談」することができず、煮詰まってばかりだったように思います。

 

正直、辛かったかも〜(今さらですが…笑)。当時の私は、誰かに相談したり、頼ったりすることが恥ずかしいことに思えて、どうしても踏み切れませんでした。

 

けれど、何かのきっかけや状況から相談できる人に出会えていたら、とも思うのです。それは本当にラッキーなことだし、不安がやわらげば気持ちも自然と前向きになってくるはず。

 

私はもう一段落してしまいましたが、だからこそ子育て中の皆さんには、よりよい出会いがあったらいいなという思いで情報発信しているのが「コサイト」なんです。

 

調布市内にはたくさんの「頼れる専門家」が、産前産後から子育て中の人たちをサポートするべく活動していて、みなさん熱くて濃い!

 

そのお一人が、助産師の浅井貴子さん。個人的にはもう15年近くのお付き合い。その浅井さんが「タケナカさんに紹介したい人がいる」と編集部にお連れくださったのが、佐々木真紀さんでした。

▲佐々木真紀さん(写真向かって左)と浅井貴子さん(右)

 

佐々木さんは、浅井さんが主宰する「プチカモマイル」(ダウン症や染色体疾患のパパとママが集う会)の参加者で、この春「マレタイム」(外部リンク)というご著書を文芸社から出版。妊娠、出産、その後の子育てについて、心は揺れながらも前を向いていく…そんな思いを綴っておられます。

 

子育ては苦労の連続。病気や障害などがあれば、検査や通院、治療などの負担もあり…いつも前向きに頑張るのは大変なことですね。もし、産前産後の時期に何でも相談できる頼れる専門家とつながることができたら、どれほど心強いことでしょう。佐々木さんは「浅井先生に出会い、プチカモマイルに参加してとても助けられました!」と話してくださいました。

 

もともと、ベビーマッサージやベビーヨガの教室「カモマイル」を調布市国領で長らく開催している浅井貴子さん。そうそう、コサイトではインタビューも掲載中。

 

一人で頑張るのは限界があります。そして勇気を出して一歩踏み出せば、そこには手を広げて待ってくれている人がいたりして。佐々木さんのご著書もまた、同じような境遇の人たちが読み、励まされることもあるかもしれませんね。

 

ちなみに、すでに独立した娘たちの母という年代な私ですが、ご近所の先輩ママたちには、いまだにいろんなことを教えてもらっています。少しは「頼り上手」になったかも(図々しくなっただけなのか)。

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