日々の楽しみは、寝かしつけ後のスイーツタイム。最近調布市の健診でコレステロール値が高いと指導を受けた編集部員コガです。
「春は出会いと別れの季節」といいますが、文字通りわが家は毎年新たな出会いに恵まれる反面、親子ともども仲良くしている友人との別れもここ数年続いています。関西へ、東海へ…引っ越し先は全国様々。わが家の子どもたちも幼稚園生になり「そろそろ公共交通機関での移動も以前より楽に行けるかも!」と会いに行く計画を立てていた矢先のコロナ禍。もうしばらくは会いに行きづらい状況が続きそうな予感です。せめて子どもたちがお友達を忘れないように…と定期的にビデオ通話やお手紙のやり取りでコミュニケーションを楽しんでいます。
友人たちの遠方への引っ越し。その理由は、ずばり夫の転勤!会社によって様々なようですが、1カ月前に突然…というパターンも。「えー!」と驚いたのもつかの間、あっという間に遠方へ旅立ってしまい、なんだか私だけ取り残されてしまったような寂しさが、友人を送り出すたびにこみ上げてきます。けれど、転勤がなければもしかしたら調布で出会うこともなかったかも…と思うと、これまたちょっと複雑な感情が。
そんな転勤族の友人たちによく言われるのが「調布に住んでよかった」という言葉。「東京のイメージは高層ビルや繁華街だったから、こんなに緑豊かで人も穏やかなところで子育てできてよかった!」だったり「調布の悪いところが思い浮かばないよ」なんていう褒めすぎ?!なことも言ってもらって、昔からの調布市民としては「そうでしょ~?調布っていいよね~」と、ちょっと誇らしかったり…。長く暮らしていると当たり前になっていた多摩川や野川などの自然や広々とした公園、歴史ある深大寺などの魅力を改めて気づかせてもらっています。
実は私も…転勤族の本音
さて、ここまで散々友人を見送る話をしてきましたが、かく言うわが家も実は転勤族なんです。6年前に東京に転勤になって以来、地元調布で暮らしています。けれど、そろそろ次の転勤も近い予感。今の正直な気持ちを言えば「転勤嫌だ~」です。昔から夫の転勤で引っ越しを繰り返す家庭が多いけれど、今は働いている女性も多いし、仕事だけでなく折角築き上げた人間関係も勝手にリセットされてしまう転勤って正直厄介!出産してからはますますその気持ちが強く「転園や転校をうちの子は乗り越えられるのかな」とか「子どものかかりつけ医はどうしたらいいんだろう」とか、細々とした心配を挙げていけばキリがありません。そうはいっても、家族がバラバラに暮らすという選択もできずにいるのが現状です。
先に調布を去っていった友人から「ついて行くのか残るのか、今からよく考えておいた方がいいよ」というアドバイスをもらいました。確かにそんな重要なことを、いざ転勤が決まってから数日で決断できる自信が私にはありません。日々の生活に追われているとそんなことは忘れてしまうのですが、ふと思い出してはぐるぐると心の中で葛藤を繰り返しています。そして、夏休みの宿題は後回しタイプの私の決断は、やっぱり先送り。正解がない問題だからこそ、その時の直感を信じようと、ドーンと構えていたい小心者です。