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密着!子どもスイミング

第4回
「できた!」自信がついた日

2017年7月28日 公開

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アクラブ調布(旧称・調布金子スイミングスクール)のジュニア水泳で奮闘する4歳の男の子に密着するこのコラムも4回目。

 

プールサイドにお邪魔すると、担当の小山綾子コーチから「今日、かいと君がスキップしながら来たんですよ!」とお話しが。スキップするほど楽しくなってきた、ということですね♪

 

 

どんどん楽しくなってきた水の世界

 

 

もう一つ、特筆すべき変化がありました。なんと、かいと君の頭にゴーグルがONしているではありませんか!初回の取材時には、「ゴーグルをしない主義」だったはず。ところが…

 

「本人から『(ゴーグルを)つける!』と言い出したので、買ったんですよ」(かいと君のママ)。

アクラブ調布 調布金子スイミングスクール ジュニア水泳

 でも…よくみるとゴーグルが裏返っているような(笑)すぐに気づいて、思わず照れ笑いのかいと君。何だか余裕さえ感じられます。

 

そして、同じクラスにいる5歳の男の子とも、すっかり仲良しになっていました。レッスンの合間には、プールサイドに置いてあるバケツやたらいを使って水の掛け合いっこ!

 

初回取材時には、まだプールの水に慣れるのに精一杯で、会話といえばコーチとプールサイドにいるママとのやり取りがほとんどでした。ところが、今やクラス全体の様子も見渡せる余裕が出て、水の世界をめいっぱい楽しんでいるようです。

 

 

楽しい動きが、本格的な水中姿勢へ

 

 

この日のテーマは「忍者」です。小山コーチが、テレビの子ども番組でもお馴染みの忍者の歌を歌います。子どもたち一人ひとりも忍者になった気分で、歌に合わせてフロアー(赤い台)からプールへジャンプ!「忍法、飛び込みの術」!?

 

その後は、フロアーからフロアーへ、浮き身(けのび)の姿勢でシュワッチ。

アクラブ調布 調布金子スイミングスクール ジュニア水泳 スイミング

「かいと君、行けー!!」

 

コーチによれば、かいと君の水中姿勢はとてもキレイなのだそう。簡単そうに見える浮き身の姿勢ですが、スイミングを始めたばかりの子どもたちにとっては意外と難しいとのこと。元々、二足歩行する私たち人間は、地上ではこの姿勢を取ることがほとんどありません。身体を伸ばして浮かぶということは、教えてもらって初めてできるようになる動作だということです。

 

前回の取材でご紹介したアクアヌードル(長い棒状の浮き具)を使った「お散歩」の動きが、この浮き身の姿勢につながっていたのですね!

 

 

ボク、潜れたよ!

 

 

ゴーグルを自分でつけだしたり、お友だちと水の掛け合いっこをしたりと、どんどん積極的になってきたかいと君。小山コーチは、その一つひとつの変化をきちんと受け止めていました。

 

「かいと君の中に『水が楽しい』という気持ちがどんどん芽生えてきているのを、毎週感じています。この気持ちは、これから上級のクラスに進んで様々な泳法を身につけるときに大事な『土台』となります。土台がしっかりしてきたので、今後の成長が楽しみですよ!」(小山コーチ)

 

レッスンは続きます。ちょっと苦手?な潜る練習。かいと君、今日はどうかな…?

アクラブ調布 調布金子スイミングスクール ジュニア水泳

せっかくつけたゴーグルは頭の上に乗せたままでしたが、潜れました〜!すごい!頑張った〜!

 

取材後、帰りがけのかいと君に「かいと君、今日カッコよかったじゃん」と声をかけると、「かいと、潜れたんだよ!」と嬉しそう。家でも潜れたことをパパにしっかり報告していたのですって。

 

以前も、小山コーチの誘導で少しだけ潜れたことはありましたが、そのときはまだかいと君も「あれ、今のは潜ったの?」と不思議そうな表情でした。今回は自分の中でも、しっかり潜ったという実感があったのでしょうね。

 

「水が楽しい」という気持ちの土台のうえに、徐々にスキルが積みあがってきたかいと君。次回のレッスン取材もお楽しみに!

執筆者 アクラブ調布(旧称、調布金子スイミングスクール)

アクラブ調布(旧称、調布金子スイミングスクール)

「たくましい子どもづくり」と「生涯健康の支援」を使命に掲げ、1966年に調布で創業した老舗スイミングスクール。50年の間に、アクラブ調布の水泳教室を卒業した児童数は優に5万人を超え、現在も2000人以上の子どもが通っている。競泳・シンクロそれぞれで数々のオリンピック・国際大会代表選手を輩出していることでも知られている。

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