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この春オープンした、調布市仙川の英語スクール「Kids&Us Tokyo Sengawa」では、4月20日にプレス向けの記者発表会が開催されました。もちろんコサイト編集部もしっかり参加。創業者のナタリア・ペラルナウさんもオープンセレモニーに合わせてスペインから来日し、それまでヴェールに包まれていたスクール内部の様子も公開されました。
日本の「英語環境を変えたい」という思い
記者発表会の冒頭では、日本本部代表の倉敷勇人さんから「日本での英語教育の現状とこれから」についての講演。倉敷さん自身が長く海外勤務をする中で感じてきた、日本人の英語力が十分ではないことが理由で海外で正当な評価を得られにくいという実態や、日本における英語教育の現状などを説明(初回コラムにも詳細)。「先進国の中で、日本の英語教育は遅れています。現状のままでは、日本で生活しながら実用的な英語を身につけることは極めて難しいと思います。日本の英語教育における問題点は大きく3つに大別されます。それは、実用的な英語を教えられる指導者の不足、文法中心の従来カリキュラムを変えられないこと、そして日常的に英語の必要性を感じにくい環境があることの3つです。私は、それらを解決できるのがKids&Usだと考えています」と、熱く語りました。
「自然」をテーマにしたKids&Usの世界観
オープン直前まで公開されていなかった、デザインワークにも注目です。大きなガラス窓一面に描かれた美しい森の木々や動物たち。「母語を学ぶように自然に」学習するメソッドを象徴しています。使用している色はそれぞれ、「誠実」、「成長」、「母性」、「自信」など、様々な感情を表現しています。
「このデザインのコンセプトもまた、子どもたちの好奇心と創造力をかき立て、子どもの英語力を伸ばすために必要なものだと考えています」(倉敷さん)
すべての点で「質」を重視するというKids&Usの徹底ぶりが感じられます。
▲壁面いっぱいに描かれた森の絵。室内から見える風景も必見。
娘の英語学習を通して生まれたメソッド
続いて創業者のナタリア・ペラルナウさんからは、娘さんの英語教育を通して独自の教育メソッドを研究、開発した経緯が語られました。
Kids&Usが設立されのは2003年。その頃のスペインは、まさに日本と同じような文法中心の英語教育。ヨーロッパ域内でも英語力は下位で「スペイン人は英語が苦手」というイメージが定着していました。
英語教師として、自国の英語教育のあり方に疑問を感じていたナタリアさんは、言語を母語のように習得するためには、早期からの教育こそ効果があるのではないかと考えます。そして娘さんがまだ赤ちゃんだったころから、毎日10分ずつ英語で語りかけてみることにしました。
すると、2歳になった頃には英語での語りかけを理解できるようになり、3歳では簡単な文が作れるまでになったといいます。英語は文法から入るのではなく、コミュニケーションを通して繰り返し聞くことから少しずつ理解が深まり、やがて話せるようになっていく。ナタリアさんは自身の体験から、それこそが「自然」な言語習得のプロセスなのだと確信したのです。
「この自然なプロセスは幼少期の能力ならではのもの。スポンジのように吸収力の高い期間は限られています」(ナタリアさん)。だからこそKids&Usでは、できるだけ早い時期からレッスンを始めることを推奨しています。文法中心の日本の英語教育とは異なり、母語のように身につけるために考えられたメソッドは、とても自然な言語習得の流れや環境を人工的に作っているのです。
Kids&Us Tokyo Sengawaではすでにいくつかのコースがスタート。「クラスから、本当に楽しそうな子どもたちの声が響いています!」(倉敷さん)。
※Kids&Us Tokyo Sengawaでは、現在、新規入会を受け付けています。まずは近日開催のイベントに参加してみてはいかがでしょう。詳しくはこちらをご覧ください。
Kids&Us Tokyo Sengawa
2018年4月、調布市仙川に開校する1歳からの語学スクール。ヨーロッパを中心に376校を展開し、「英語を母国語としない子どもたち」が、Kids&Us独自のメソッドで英語を学んでいます。