カトリックの教えを通じて、心を大切にした保育を行っているマルガリタ幼稚園。思い切り体を動かして遊べる、緑豊かで開放的な園庭も魅力の園です。そんなマルガリタ幼稚園での生活について、在園児保護者3名の方にお話を伺いました。

入園してよかったことは？

コサイト　マルガリタ幼稚園を選ばれた理由や、実際に通ってみて良かったことを教えてください。

Aさん　幼稚園を決めた理由はまず、のびのび遊べる園庭ですね。それと、園のお約束ごと…たとえば「しっかり返事をする」とか「挨拶やお礼をきちんと言える」といったような点が、わが家が子育てで気を付けていることと一緒だったことです。実は園に通っているときは、正直子育てに必死で気づかなかったのですが、上の子が卒園してからしみじみと、そういった人として大事な部分が身についているなと感じています。また、マルガリタ出身の子どもたちは、本当に気持ちが優しいですね。

Bさん　私がフルタイムで働いていることもあって、子どもは1歳から保育園に通っていて、マルガリタ幼稚園には年少から通っています。保育園よりもいろいろな経験ができるかもしれない、一人ひとりに丁寧に寄り添ってもらえるのではと転園したのですが、実際にとてもよく見ていただいていると感じています。また、もちろん忙しくはなりますが、幼稚園は行事も多いので、息子の成長が見られる機会が多くていいですね。

Cさん　うちも、園庭はかなり大事な要素でしたね。保育時間後に、公園に行かずにずっと園庭で遊んでいられるんです。基本的に火曜日以外は園児に園庭が解放されているので、ずっと遊んでいます。そのときに、同じクラスの子たちとの関わり方も見られるのがすごくいいですね。自転車置き場の近くのスペースは草が生い茂っていて、虫とりをしている子も多い場所なんですが、そこを密かにジャングルって呼んでいる子もいます(笑)。

預かり保育について

コサイト　マルガリタ幼稚園では、お盆や年末年始以外は基本的に預かり保育を実施していると聞きました。

Bさん　はい、行事があるとき以外は預かり保育が利用できるので、毎日預けています。一人っ子なので、他の学年の子たちと一緒に遊べるのが、本人としても弟やお兄ちゃんができたような感覚で、とても楽しく過ごしているみたいです。

Cさん　楽しそうな場所という認識で、預かり保育に憧れている子もいますよね～。

園との関わりについて

コサイト　係やお弁当、登降園など、保護者の関わりについてはどのように感じていますか？

Bさん　役員や係については、上の子のときに「すごく大変」というイメージがあったのですが、下の子の時に引き受けてみたら、想像よりも負担は軽かったです。それぞれの代の方が、少しずつ無理のないように負担を軽減して引き渡してくれていたり、「できる人ができることを」としているからだと思います。
毎日大変というよりも、みんなでわいわい活動するのが楽しかったですね。

Aさん　私もはなびら委員（「はなびら」という広報紙を作成する委員）をやりました。働きながらはきつそう…と思っていたのですが、家でできる作業も多かったですし、仕事をしていてもやりようはあるのかなと。何より、初めての幼稚園でわからないことだらけだったので、他の学年のお母さんと交流できたのは良かったです。

Cさん　私は「てづくりおもちゃバザー」の係をやったことがあるのですが、年長のときに「最後だから大作を作ろう！」ってみんなで相談して、協力して作ったことがありました。もちろん仕事や事情はあるので、毎回全員で集まるわけではないんですが、やってよかった、楽しかったねといい思い出になりました。

Bさん　お弁当や登降園は、あまり負担ではないですね。園からは「普通のお弁当でいいですよ」「お弁当は子どもが好きなものを食べきれる量で」と言われていますし、何より毎日のことなので、そこまで気負う必要もなくて。園バスについても、直接送迎をしていると保護者間のコミュニケーションが取りやすかったり、先生から日々の様子を感じ取りやすかったりするので、ないことにデメリットを感じませんでした。

Cさん　あとは任意の活動ですが、私はダンスサークルに入っています。園内に活動できる部屋があって、週1回、卒園児の保護者も一緒に練習をしています。子どもたちの誕生会のときに成果を発表するんですが、子どもたちも盛り上がってくれて、楽しいです！

幼稚園・先生の雰囲気、ムードは？

コサイト　マルガリタ幼稚園の先生方は、とても子どもたちに丁寧に、真摯に対応されていると感じるのですが、保護者のみなさんから見てどうですか。

Cさん　送迎のときに話がしやすいですし、先生も話を聞く時間をしっかり作ってくれますよね。

Aさん　担任の先生だけでなく、園長先生もしっかり時間をとってくれますよね。入園前もこちらの疑問や不安に対して、本当に親身に寄り添ってくださって。それから、園長先生が園児全員のことをとてもよく見てくれているなと感じることが多いです。子どもたちの様子や好みも、しっかり把握してくれているなと。

Bさん　先生方は園児の名前をみんな、卒園した子のこともずっと覚えてくれてますよね。この前星の会（月1回実施される、卒園生の集い）で、6年生になった子どもたちが、先生と楽しそうにバレーボールをしていたんです。あんなに小さかった子たちが、大きくなってもこうやって先生と関係性が続いている…と感慨深くなりました。

コサイト　丁寧に日々を積み重ねている様子や、保護者のみなさんからの園への信頼をひしひしと感じる時間となりました。みなさん、貴重なお話をありがとうございました！

マルガリタ幼稚園にお子さんが通う3名の保護者の方にインタビューをしました。