調布子育て応援サイト コサイト

調布市の行政、民間の子育て情報が一つに。 子育て中の人とまちをつなぐポータルサイト

おでかけ日和

第42回
実はこんなに面白い!調布市の〇〇博物館

2025年6月4日 公開

先日高尾山へ行ったら、翌日筋肉痛で階段がきつかったコサイト編集部のコガです。運動不足を感じつつも、なかなか解消するのは難しいですね…。

 

さて、「博物館」と聞いて、皆さんどこの博物館を思い浮かべますか?都心の大きな博物館や、近隣の市の博物館を思い浮かべた方も多いのでは…。ですが!実は、わが町調布には、無料で利用できる博物館があるんです。

 

少し前になりましたが、春休みのある日、その博物館に「一緒に行かない?」とママ友からお誘いが。娘も年明けからずっと行きたがっていた(その理由は本編にて…)こともあり、「行く行く!」と二つ返事で行ってまいりましたので、今回はその様子をお届けします。

 

これからの梅雨の季節や暑い夏休みにもぴったりのおでかけですよ~♪子どもの「自由研究」のネタにもぜひ参考にしていただけたら嬉しいです。

 

調布駅から南へ歩いて20分ほど

 

今回はお友達と調布駅で待ち合わせして徒歩で向かいました。歩くと20分近くかかるので、気候の良い時はちょうど良いお散歩に。真夏の厳しい暑さの時や悪天候の時は、京王多摩川駅からだと徒歩6分ほどで着くので、そちらがオススメです。

 

久しぶりに会うお友達とは近況報告などをしながら歩いていると…住宅地に突然現れるこちらの建物。

 

こちらが今回の目的地!

調布市郷土博物館」です!

 

なかなか偶然通りかかる道ではないので、名前を聞いたことがあっても、「どこにあるの?」という方も多いかもしれません。

 

早速入口を入ってみると、出迎えてくれたのは…

新選組局長 近藤勇の坐像です。

 

近藤勇の生まれは、調布市。新選組好きの私としては、テンションが上がります!

 

ちなみに、京王線西調布駅の電車通過メロディーは大河ドラマ「新選組!」のテーマソング。西調布駅のロータリーでも聞こえるので、電車好きのお子さんがいるご家庭はぜひ楽しんでみてください♪

 

▲近藤勇局長のスタンプも♪

 

小学校3年生の娘が「行ってみたい」理由とは?

 

冒頭にもお伝えしましたが、今年に入ってから「調布の郷土博物館に行ってみたい!」と言いだした娘。理由を聞いてみると「学校の出前授業に郷土博物館の方が来てくれて、博物館に行けば、もっとたくさん展示が見られるんだって!」とのこと。3年生で学習する「昔の暮らし」で学んだ「昔の道具」などを実際に見てみたかったようです。

 

早速、近藤勇局長の背後にある第一展示室へ。

 

娘のお目当て「昔の暮らし」展。こちらの展示室は、毎年1月~3月ごろ、市内の小学校3年生の学習に合わせて展示をしているそう。

 

展示室の中には、足踏みミシンや炭火アイロンなど、私でも使ったことのないものや、二層式洗濯機などちょっと懐かしい道具も。

 

▲企画展開催期間中は小学校3年生の子どもたちにメッセージが。

 

 

「学校で洗濯板の体験もやったよ!」

「洗濯板に比べると二層式洗濯機は格段に楽ちんだけど、今の全自動洗濯機に比べたらちょっと面倒だよね」

 

など親子の会話もはずみます♪

 

こちらの展示室は、「昔の暮らし」展以外の時期は、年に3、4回展示内容が変わります。過去には、東京オリンピックにまつわる展示や、世田谷区とコラボして多摩川にまつわる展示などを行ったりしたのだそう。

 

定期的に内容が変わるので、シーズンごとに訪れてみたいな…と思いました。

 

昨年リニューアルした新常設展へ!

 

第一展示室を出て、今度は昨年11月に、開館50周年を記念して展示内容がリニューアルされた常設展示室へ。

 

▲2階が常設展示室です。

 

常設展示は「調布の歴史」という内容で、旧石器時代から現代まで様々なものが展示されています。

 

調布市内には、65か所も遺跡が見つかっているのだそう。大昔からこの地で人々が暮らしていたという事実を、展示を見て改めて実感できました。

 

なんと本物の土器にも触れます!

 

▲「模様があって面白い!」と娘。

 

まだ歴史の勉強をしていないので、具体的に「〇〇時代」と聞いてもピンと来ない娘でしたが、

「今が2025年だからこれは〇年くらい前だね」

と補足してあげながらそれぞれのコーナーを見てまわると、

土器を見て「そんな昔なの?!」と驚いたり…戦争関連の展示を見て「意外と最近なんだね」と気づいたり…娘なりに学びがあったようです。

 

フロア中央には、「近藤勇コーナー」も!再びテンション上がる母。

▲「あ、入口でスタンプ押したこの人ね!」

 

近藤勇が生まれた家の模型も。調布飛行場の近く(調布市野水1-6)に、現在も「産湯を汲んだ井戸」が残っているので、そちらも子どもたちといつか歴史の勉強がてら行きたいな~。

 

▲深い田んぼ「ドブッ田」の農作業道具にも興味津々。

 

一通り館内の展示を見て、小一時間。普段は公園で走り回ってばかりの娘ですが、「あ~楽しかった!」と一言。館内はそれほど広いわけではないですが、子どもが飽きずに見て回ることができる広さで、かえってそのサイズ感がぴったりに感じました。

何より館内の展示すべて、無料で観覧できるのは素晴らしい!お財布に優しいおでかけになりました♪

 

赤ちゃんのおむつ交換場所にもどうぞ

 

この日はお腹がすいたので、お昼ごはんを食べにお友達と再び徒歩で調布駅まで帰路につきましたが、ターザンロープのある恐竜児童遊園や、調布映画発祥の碑がある多摩川5丁目児童遊園など、近場の公園に立ち寄っても良さそうです♪

 

調布市郷土博物館は、コサイトでご紹介している「赤ちゃんおでかけ安心マップ」にも掲載中です!

1階のトイレ近くには、郷土博物館周辺のことを知ってもらう展示がされています。

▲ほんのちょっとの展示を見るだけでも、気分転換になるかも?

 

「まだ博物館へ行くのは早い…」という赤ちゃん連れの方も、気軽におむつ替えなどに立ち寄って、少しだけ博物館の雰囲気を味わってみてはいかが?

 

【所要時間】

朝、お友達と急遽約束をして、調布駅を11時ごろ出発。徒歩20分ほどで調布市郷土博物館に到着。館内の展示を一通りぐるっと小一時間見て、また調布駅まで徒歩で帰路に。全部で2時間かからないコース。京王多摩川駅からなら徒歩5分強で行けるので、雨の日などはこちらがおすすめ。時間に余裕があれば、近隣の公園に足を伸ばしてみては。

 

執筆者 編集部コガ

編集部コガ

小学校4年生の娘と3年生の息子、2児の母。私は、人の名前と顔を覚えるのが大の苦手なのですが、娘はそれが大得意!「将来特技を生かせる職業につけるといいね~」なんてママ友と雑談していたのですが…。果たして娘の特技が生かせる職業とは…?アイディアお待ちしています(笑)。

ページトップへ