お出かけのしやすい季節になりましたね。編集部員のかわちです。イヤイヤ期まっさかりの2歳半の息子は、常に体力を持て余し気味。夏に第二子の出産を控えているので、大分お腹も大きくなり、走り回る息子を追いかけるのも一苦労です。

そこで今回のおでかけ日和は、乗り物大好きな息子の接待ツアー…かつ、妊婦の私がどれだけ省エネで一日を乗り切れるか！をテーマにお送りします（笑）

調布駅からいざ出発！

寝ても覚めても乗り物のことばかり考えている息子。電車、飛行機、車、何でも大好きですが、今回は息子が乗りたがっていたバスをとことん利用することにしました。

▲「まだ？まだ！？」「来る、もうすぐ来るから！」

調布駅から、調布市ミニバスの北路線を運行するバスに乗り込み、いざ出発！

今日はたくさんバスに乗るぞ～、ということで、初めて「都区内一日乗車券」を利用することにしました。PASMO、Suicaを持っていれば、運転手さんに都区内一日乗車券が購入したいことを伝えて、ピッとタッチするだけ。これで、一日中何度バスに乗っても500円♪

▲息子は鬼太郎ラッピングのミニバスに乗れてご満悦

（盛り上がり過ぎて他のお客さんに笑われてましたが…）

緑がいっぱい、上ノ原公園

約10分後、「上ノ原公園下」バス停で下車。まずは有り余る体力を発散させねば！と、バス停からすぐの場所にある階段からいざ公園へ、と思いましたが…息子、階段拒否。

結局公園の外周を半分回り、裏手の坂になっているところから入ることにしました。

▲緑がいっぱい、気持ちいい！

坂を登りきると遊具のある広場が。トイレもちゃんとあります。

▲砂場の日よけのすだれを新しくしている最中でした。日陰がありがたい～

砂場大好きな息子が、このまま日陰で遊び続けてくれることを切に願いましたが、初めての公園なのでまあ無理ですよね…。走り回ってはシーソー、また走り回ってはブランコ、とひとつひとつ遊具を制覇。でも、全体を見渡しやすく広々とした公園だったので、子どもが駆け回っても安心でした。

ランチは新潟の魅力がたっぷりのカフェへ

お腹が空いてきたので、再びバスに乗り、今度は「深大寺市営住宅」バス停に到着。今日のランチは、バス停からすぐの距離にあるおむすびcafe&dining micro-cafe（マイクロカフェ）へ。

「新潟満載のお惣菜」に心ひかれ、新潟おむすび御膳を注文。息子は大人顔負けの食欲で取り分けでは足りないので、おむすび2個を別途頼みました。

▲セットで頼んだ雪下人参ジュース、人参の甘みが濃い！

▲おむすびは食べたことのない具も多くて、どれにするかかなり迷いました

ふっくら結ばれた大きめおにぎりは、お米が甘くておいし～い！お総菜は可愛く盛られた7品。たくさん種類があるとテンション上がりますよね。息子と取り合いになりました（笑）

平日にお邪魔しましたが、店内はママ友会かな？というお客さんや、幼稚園くらいのお子さん連れのご家族なども多数。テラス席にはベビーカーの赤ちゃんと一緒のママもいました。

午前で既にバテ気味でしたが、美味しいカフェごはんでお腹も気持ちもチャージ完了！

欲を言えば、4月にオープンしたてという、ミニアンテナショップのスペースをもっとゆっくり見たかった…息子に急かされ断念。リベンジします！

乗り物好きな子には魅惑のスポット

次のバスが来るまではまだ時間があるけれど、ここでは秘策が！

こちらもおむすびcafe&dining micro-cafe（マイクロカフェ）からすぐのところにあるバス停「晃華学園東」は、近くに中央道に架かる橋があるのです。期待通り、息子は眼下を行き交う車に興味津々！

しめしめ、これで食休みがてらゆっくり待てるかな、と思っていると…車を横目に見ながら、橋を行ったり来たりし出す息子。止まらない。

母の願いはまたしても儚く散りましたが、「バス！トラック！かっこいいくるま！」と息子は楽しそうなので、まあいいか。

地上から宙へ！ＪＡＸＡを見学

バス停「航研前」下車、最後の目的地であるＪＡＸＡ調布航空宇宙センターに到着！一般公開日（今年は4月23日に実施）は1年に1回ですが、展示室は申込不要で通年見学可能（平日10:00～17:00）です。

▲はやぶさシミュレータ、中々難しい！

ロケットが多いのかなと思っていましたが、ＪＡＸＡ調布航空宇宙センターはJAXAの中で航空技術の研究を推進する唯一の拠点とのことで、飛行機やヘリコプターの模型もたくさん。

▲スペース・ミッション・シミュレータ、まだの方は是非！楽しい！！

屋外にも「YS-11」という、約10年前まで現役で空を飛んでいた飛行機の展示がありました。

▲ちょっと空の旅気分

スペース・ミッション・シミュレータや屋外展示は、係の職員さんを呼んで見せてもらうのですが、職員さんが飛行機の胴体部分を見るのに（台に乗っても背が届かないので）息子をさっと抱き上げてくれたり、展示の小ネタを教えてもらったりと、本当にありがたかったです。

息子よりも私が楽しんでしまったかも、というくらい満喫しました♪

一日乗り物づくしでたっぷり遊んで、帰りのバスで息子はぐっすり。

楽しかったね、まああまり省エネにはならなかったけど充実してたわ～と一日を回想しているこの時の私は、まだ知らない。目覚めた息子が完全復活し、そう簡単には家に辿り着けないことを…。

何はともあれ、まちの魅力をたくさん見つけられるお手製バスツアー、プランを考えるのも楽しいです。おすすめのコースがあれば、是非教えてくださいー！！

【所要時間】

10時過ぎに調布駅からバスに乗車。上ノ原公園で1時間半ほど遊び、再びバス移動。11時半くらいから「micro cafe」で1時間ほどのランチ休憩後、中央道に行き交う車を眺めつつ次のバスを待ちました。調布航空宇宙センターで１時間半ほど過ごし、15時過ぎに帰路に着きました。

コサイト編集部員　かわち

調布市民になってから約7年、それなりに年月が経ちましたが、子どもを授かるまで職場と自宅の往復ばかりで地元情報には疎く…。今は元気の有り余る2歳息子と一緒に、調布のいいところ楽しいところを日々発見しています。