厳しい寒さのなかにも、少しだけ春の気配を感じられる季節。野川の桜吹雪を今から楽しみにしている編集部Naoです。
1歳の誕生日を迎えた娘は、最近ついにヨチヨチと自分の足で歩くようになり、家の中では遊び足りない様子…。それに、なぜか家の中の危険な場所にいつも吸い寄せられてしまって目が離せません。
広々としたところで娘を思いっきり遊ばせてあげたい、娘に冬の澄んだ空気と早春の日差しを感じて欲しい…。そこで娘とお散歩へ。
これまで抱っこ紐でお散歩してきましたが、体重が8キロを超えたあたりから、抱っこがしんどくなってきたので、できればベビーカーを使いたいところ。
そんなときに思い浮かんだのが国領駅。歩道が整備されていて、ベビーカーでも比較的ゆっくりと散歩できるんですよね。
子ども連れで国領に遊びに行くといえば、駅前の「子ども家庭支援センターすこやか」や「イトーヨーカドー」が目的地になることが多いですが、都営調布くすのきアパート(通称:くすのき団地)周辺にもゆったりと過ごせる児童館や公園があるもよう。
くすのき団地までの道のりはベビーカーでもスイスイ♪
早速、国領駅からくすのき団地へ向かってみます。
「子ども家庭支援センターすこやか」などが入っているココスクエアを左に見て、ずんずんと品川通りの方へ向かって歩いていきます。
通りを左に曲がると、大きなくすのき団地の建物が見えてきました。団地内も歩道が整備されていて、ベビーカーでも散歩しやすいですね。
平日の午前中ということもあってか、団地のなかは人通りが少なく、自動車の通りもまばら。空気が少しゆったりと流れているような気がします。
娘は1歳の誕生日を迎えたものの、まだ夜に数回起きる状態。離乳食は3回になり、睡眠不足の中ドタバタ過ごしていることが多い私です。お散歩もつい早足になりがちなのですが、のんびりムードの団地敷地内では、ゆっくりとベビーカーを押すことができました。
まずは国領児童館の広い遊戯室で室内遊び
そういえばこの団地に児童館が…ありました!国領児童館。
いつもは自宅近くの別の児童館を利用しているので、国領児童館は初めての訪問。少し緊張しましたが、相談員の方が歓迎してくださったのでホッ。利用方法などについて、丁寧に教えていただきました。
国領児童館では、平日午前中は「幼児ひろば」が、火曜日と金曜日の午前中には「赤ちゃんひろば」も開催されています。1歳になったばかりの娘は、どちらのひろばも利用可能。ということで、今回は幼児ひろばに参加させてもらいました。
入ってみると、広々とした遊戯室にたくさんのおもちゃ!
最初は、ここはどこ?と戸惑っていた娘も、初めて見るおもちゃに興味津々。つかまり立ちをしたり、おもちゃに手を伸ばしたりと、思いきり身体を動かし始めました。
娘よりも少し年齢が上のお子さんが多かったのですが、遊んでいる様子をじーっと観察して真似をしたり、よその子が持っているおもちゃに手を伸ばしたりと、新たなわが子の仕草を見ることができました!
国領児童館では「コロナ禍での子育てが少しでも楽しいものになるように」と、おもちゃの貸し出しサービスも行っているとのこと!優しさにあふれた心遣いがいっぱいで嬉しくなりました。
国領児童館のひろばは、事前予約不要で好きな時間に訪れて途中で帰ってもOK。その日の体調に合わせて遊びに行けて、近所を散歩しているときも思いついたらサッと寄れるのはありがたいですね。
1時間ほど思いっきり遊んだあたりから、少し娘が眠たそうになったので児童館を後にしました。
自分へのご褒美おやつを調達
娘はベビーカーに乗せられるとすぐに夢の中へ。
その間に、自分へのご褒美に美味しいおやつを買いに行くことにしました。
(この一年、夜泣き対応をがんばっていることを言い訳に、美味しいもので自分をずっと甘やかしているような…)。
向かったのはレトロな団地の商店街の中にあって、ひときわおしゃれな「Patisserie Modeste(パティスリーモデスト)」さん。
店内には美しいケーキ、焼き菓子、紅茶やコーヒーなどが並んでいます。見ているだけでうっとり。
嬉しいことに、店内が広々としていてベビーカーでも入店しやすい!ベビーカーを押しながらでも、ゆったりとお菓子を選ぶことができました。大人用に焼き菓子を購入。
くすのき団地の中をベビーカーで散策
モデストさんを後にして、団地の敷地内をゆっくりお散歩することに。この団地には、大きい公園や広場がたくさんあります。
商店が並ぶ一画の前にあるのは「お山の公園」。
名前の通り、公園の中央に築山があります。
山の裏側に回ると土管…?なるほど!この中を通って遊べるんですね。
この日は寒かったのですが、日差しがあるとぽかぽかして、少しだけ春の気配を感じられます。
のんびりとしたくすのき団地の雰囲気と買ってきた美味しいもの、やわらかな日差しに、ほっと一息。娘がベビーカーで寝ている間に、私もおやつ休憩です。
美味しくおやつをいただいた後は、再び散策(娘はまだ眠っています)。団地内には、ほかにも楽しそうな公園がたくさん。
お散歩ついでに夕飯の買い出し
そろそろお昼ご飯の時間なので、国領駅への帰りがてら食材のお買い物へ。おでかけついでに夕飯の食材を買って献立を決められると、午後ゆっくりと過ごせるんですよね。そこで団地の近くにある、以前から気になっていた豆腐屋さん「おもむろ」に立ち寄りました。
離乳食の食べむらがすごい娘ですが、ずっと好きでいてくれる食材のひとつがお豆腐。娘と分け合うために寄せ豆腐、それから大人用に油揚げと厚揚げ、湯葉などを購入しました。
店内には豆腐に関する絵本が置いてあったり、原料の大豆に触れるコーナー、収穫した大豆のサヤが展示されていたりと、子どもも大人も豆腐や大豆のことを学べる工夫がたくさん。
それからなんと!「はじめてのおつかい」を応援してくれているのだそう。
娘もいつかひとりでお買い物に行くのかな。大きくなるのは嬉しいけれど、ちょっぴり寂しいような…。そんなことに思いを巡らしつつ帰路につきました。
【所要時間】
10時半ごろに国領駅を出発。1時間ほど「国領児童館」で室内遊びをしてから、「Patisserie Modeste(パティスリーモデスト)」へ。「お山の公園」で少しお菓子を食べながら休憩して、団地内をお散歩。最後に「おもむろ」で夕飯の食材を買ってから国領駅に戻りました。ベビーカーを押しながらゆっくりと歩いて、全部で2時間半ほどの行程です。
くすのき団地周辺では、「国領児童館」「イトーヨーカドー」「子ども家庭支援センターすこやか」などで授乳やおむつ交換ができます。詳細は赤ちゃんおでかけマップも見てみてください。
コサイト編集部 Nao
調布生まれ調布育ち。社会人になってから別の街を転々とし、現在は調布に戻って初めての育児に奮闘中です。最近の悩みは離乳食。この前までパクパクとおいしそうに食べていたものも、今日はテーブルの外にポイ!なんでだ…。