保護者や職員が「つながろうイベント」を企画！　＠駿河台大学第一幼稚園

国領にある駿河台大学第一幼稚園では今年度からあるプロジェクトが実施されています。

その名は「つながろうプロジェクト」。感染症予防のため、この数年間さまざまなイベントが中止や延期になってしまっていた子どもたちに、予防を徹底しながらも身近な人達との交流を通してなるべく多くの心の交流や刺激を受けてもらいたいとの思いから始まりました。

その一環として「保護者・職員プレゼンツ」のイベント企画もスタート。保護者のみなさんからも「得意」や「仕事」を活かした企画を募り、イベントを実施してもらうことになりました。

初回のテーマは「フラメンコ」。職員が自身の習い事として続けていたフラメンコダンスを子どもたちの前で披露。子どもたちは初めて見る踊りに釘付け。カスタネットを鳴らし華麗に踊る姿にすっかり魅了されました。

このイベントをきっかけに、フラメンコの本場スペインの文化や、世界の国々に興味を持つ子などが続々！年長クラスでは新たに地球儀を購入し、みんなで世界にはどんな国があるのか、どんな文化があるのか調べて楽しみました。

2回目は美容師の保護者によるヘアカット体験。美容院で使っている道具を使って髪の毛をカットしたり巻いたり、練習用のウィッグを使ってヘアスタイルを整えたり、マネキンにメイクをしたり。子どもたちは櫛とはさみを持ち、真剣な面持ち。また子どもたち同士で（すぐに落とせるタイプの）マニキュアをしたりメイクも行い、美容師気分に！プチ職業体験を行うことができました。

3回目は音楽大学出身の先生によるピアノ演奏会。事前に演奏会時のマナーについて説明を受けていた子どもたち。着席し、人気アニメの曲を聴いた後には、本格的なクラシック、作曲家ショパンについての話を聞き、ショパン作曲「ノクターン」の演奏に静かに耳を傾け、最後は立ち上がり拍手をしてスタンディングオベーションで賞賛の気持ちを伝えました。

イベント4回目はシャボン玉ショー！PTAの方々が子どもたちに楽しい体験をさせてあげたいという熱い想いをもち、シャボン玉エンターティナーのバブリン先生にお願いし、園に来てもらうことになりました。バブリン先生は身近にあるものでシャボン玉を作ったり、巨大なシャボン玉の中に先生が入ったり。最後にはたくさんのシャボン玉が遊戯室いっぱいに広がりました。子どもたちはシャボン玉をキャッチしようと一生懸命！

本プロジェクト関連イベント5回目は車椅子パフォーマンスショー。調布市在住の車椅子ダンサーかんばらけんたさんの登場です。かんばらさんは東京で行われたパラリンピックの開会式や紅白歌合戦などで情熱的なダンスパフォーマンスを見せているアーティスト。子どもたちは迫力あるダンスに引き込まれ、演技の後には子どもたちから次々と質問が。パフォーマンスに使った車椅子に触らせてもらうなどたくさん交流することができました。