キリスト教の教えに基づいた教育を実践している、調布市佐須にある晃華学園マリアの園幼稚園では、クリスマスの4週間前から「アドヴェント期間」に入りました。
▲1日1つずつオーナメントを追加します。
毎週1回、幼稚園ホールで「アドヴェント礼拝」が行われ、全園児が参加。12月13日(火)の「クリスマス礼拝」本番に向けて、歌の練習などが行われています。
「毎年、回を重ねるごとに子どもたちの気持ちがクリスマスに向けて盛り上がっていきます。園内も少しずつクリスマスの装飾を増やして、毎日クリスマスの讃美歌を歌い、平和な毎日に感謝しながら『喜びの日』を待つ…この期間は子どもも大人もとても楽しみな時期なのです」(園長・結城千代子さん)
クリスマス礼拝までの期間、ホールや園内廊下、教室の壁面などは子どもたちや先生で少しずつ装飾を増やし、イエス・キリストのご降誕の様子を描いていきます。アドヴェント礼拝は、回を重ねるごとにロウソクの火も一本ずつ増えていきます。そして、12月13日(火)の礼拝の日にはすべての灯がともり、華やかながら荘厳なクリスマスの風景が完成します。
▲この状態から少しずつ、飾りが増えていくマリアの園幼稚園の園内。
さて、この日は礼拝後に年長さんたちがホールに再度集合。晃華学園小学校の英語の先生が、クリスマスのお話や歌を紹介してくれました。
おなじみのクリスマスソングを、先生方も一緒に歌います。園長先生も飛び入り参加中。
会議室ではお母さんたちが集まって、フェルトのオーナメント作り。ホールに設置される大きなクリスマスツリーに飾るもので、これもマリアの園幼稚園の伝統の一つ。子どもたちはフェルトのオーナメントを一つずつもらえるのもまた楽しみにしています。
蔵書10000冊の伝統ある図書室は、クリスマスの絵本も充実。この写真はごく一部。毎年この時期になると、クリスマス絵本が次々と貸し出されるように。こんなところからも、子どもたちの気持ちはクリスマスに向かうのです。
キリスト教の幼稚園ならではのクリスマス。晃華学園マリアの園幼稚園では、入園をご希望される方の「見学」を随時受け付けていますので、ご希望の方は直接幼稚園にご連絡ください。
●追記●
後日、「晃華学園マリアの園幼稚園」から、飾り付けが進んでいる様子の写真が編集部に届きましたので、ご紹介します。