調布愛がつまりにつまった3人の作家による「調布を描くイラスト展 マチトリドリ」が、ただいま文化会館たづくり1階の展示室で開催されています(入場無料)。
この展覧会を、コサイト編集部としては熱烈におすすめしたいのです!というのも、3人のイラストレーターのうちのお一人が、コサイトのフッター(スクロールして一番下あたり)の素晴らしい「調布の絵」を描いてくださった、黒木ユタカさんだから。
早速、在廊日を狙って黒木さんにお会いしてきました。
ギャラリーは奥行きのある広々としたスペース。コサイトのイラストもじゃじゃ〜ん!ありました♪コサイトへのリンクもコードで貼ってくださっています。入り口入ってすぐのコーナーに黒木さんの作品が展示されていました。
コサイトのイラストもそうですが、黒木さんが描く街の絵は、まるで鳥瞰図のような、空からの目線で描かれています。
緻密で細かく…けれどどこか「ゆるさ」「あたたかさ」も感じられます。それはおそらく「楽しく描いているからじゃないですか?」とのこと。展示されているイラストの中には調布を描いているものも多く、そこには何ともいえない味わい、街への愛が感じられます。
中川平一さんとのコラボ企画も
黒木さんにはコサイトの対談企画にもご登場いただいています。タイトルは「先生に出会ったから、今の僕がいる」。対談のお相手は、調布の風景を描き続けている中川平一さんです。
「僕が上ノ原小学校に通っていたときに、図工の先生だったのが中川先生。先生は僕の創作活動の原点なんです。僕の絵を見て『君の絵はいいね』と褒めてくれました。それがすごく自信になったんです。『オレは絵が得意なんだ』と自覚するようになりましたから。今回の企画では、調布でやるからには中川先生も一緒に何かできないかと思いました。中川先生は『声をかけてくれただけで、涙が出そうだよ』ととても喜んでくれたんですよ」
中川平一さんのタコ公園の絵…実は2016年、コサイト編集部は制作中の中川さんと遭遇しています。その記録はこちらの記事に。
中川先生の作品の一部もチラっと見えますよ♪
子どもたちに見てほしい!
タコ公園の絵は、他の2人の作家さんも作品を寄せています。それぞれまったく作風も違うし手法も違うのも見どころです。
「今回、まったくタイプの違う3人が一緒に展示をすることで、いろんな手法を一気に見ていただける機会にもなったと思います。ぜひ、子どもたちに見てほしいな。僕は大好きな絵を仕事にしています。実際に仕事につながった『成果物』も展示しているのも、イラストレーターにはこんな仕事がある、絵はこんな仕事につながるんだということを見てもらいたいからなんです」
マチトリドリ 調布を描くイラスト展 は9月24日まで(