調布市の認可保育園パイオニアキッズ(運営:社会福祉法人調布白雲福祉会)の子どもたちによる活動が、OMEP ESD AwardでESD大賞を受賞!7月18日に行われたOMEP世界大会で表彰されました。
OMEPとは1948年に創設された「世界幼児教育・保育機構 Organisation Mondiale pour l’Education Préscolaire (仏語)」のこと。パイオニアキッズの子どもたちの活動が、このOMEPが提唱する「持続可能な開発のための幼児教育」として高く評価されたというわけです。
ESD大賞受賞の対象は、パイオニアキッズ菊野台園の子どもたちが1年をかけてじっくり取り組んだ「野川の水、水源」をテーマに行った活動。野川の水源地や上流、下流で水質が変化しているのはなぜなのか…(where does the river get polluted?)。
日頃散歩している野川という身近な自然環境を通してさまざまな気づきや疑問を感じることがきっかけとなり、子どもたちの興味関心はどんどん広がります。
それはまさにOMEPが求める「子どもたちが積極的に遊び、仲間や家族、地域社会とコミュニケーションをとる、子ども中心のプロジェクト」「質の高い教育」と認められたということでもあります。
パイオニアキッズでは、「子どもは有能な学び手」という考え方のもと、子どもたち自身が身近な話題の中から自分たちで疑問に思うことに気づき、答えを探すプロセスを大切にした保育が日々行われています。そして、子どもたちの「知りたい」気持ちが多様な活動につながり、そういった体験すべてが「生きる力の基盤」につながると考えています。
パイオニアキッズにおける活動の様子は、以前コサイト編集部が取材したコラムにもあるとおり。気になる方はぜひお読みください。