手先を使った製作活動を大切にしているつつじがおか幼稚園。1年間の集大成ともいえる園の一大イベント「作品展」が2月に開かれ、以前こちらのコサイトニュースでは「縦割り共同製作」をご紹介しました。

 

作品展では、縦割り製作のほかに、１学期からの日々の活動の「個人製作」、各学年一丸となって仕上げた「学年共同画」も展示されました。

 

全学年が個人製作として取り組んだ「鬼のお面」づくり。年長さんは、粘土で型を作るところから始めました。そこに新聞紙やわら半紙、障子紙でのり付けしたものを貼って型から外し、絵の具とニスを塗り、何日もかけて仕上げました。角の数や模様、鼻や牙の形、色、鬼の表情など、一つ一つの表情が異なる個性豊かな作品となりました。

 

「学年共同画」は、大きな紙いっぱいに各学年一丸となり、素材を工夫してしあげました。

それぞれの学年の作品タイトルは、年少さんが「えがおがさいたよ」、年中さんが「パラバルーン―みんなでつながる　ともだちのわ―」、年長さんが「さあしゅっぱつだ！」です。

 

保護者の方からは、

「個人の作品では、１年間の我が子や友達の成長の様子が伝わってきました。それぞれの展示で、製作過程や技法の解説が書かれていたので、とても見やすかったです」

「学年共同画はどの学年も圧巻でした。それぞれ、テーマに添って、素敵な作品に仕上がっていました」

などの声があがりました。

 

「今年度も、こどもたちのたくさんの芸術作品が、園舎をにぎやかに彩ってくれました。幼少期に手先をたくさん動かすことは、創造力を育み、感性を育てます。毎年、子どもたちの作品を見て、大人も元気をもらっています」（園長・北村幸江先生）

 

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