新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言を受けて休園中の調布若竹幼稚園。4月上旬に予定されていた入園式および始業式は、5月に延期を予定しています（2020年4月23日時点）。

長期化している休園期間、調布若竹幼稚園では教職員からの提案で“直接会えなくても園児のみんなと繋がれるように”と、ある取り組みをしています。

 

それは、幼稚園から園児に向けて週に１度お手紙を送ること。第１回のお便りには、メッセージと共に、職員の写真を添えました。園には、早速子どもたちからのお返事が続々と届いています。

 

「はやく幼稚園で先生たちやお友達に会いたいです」

「毎日お散歩をしています」

 

などのメッセージや、かわいいイラストも。

4月下旬には、各担任がそれぞれの家庭に電話を掛けて、子どもの様子や家での過ごし方、不安に感じていることがないかなど、保護者や園児と話しをする機会も設けました。特に、入園式が延期になっている今年度の新入園児とは、直接話すことで距離を縮めることができたようでした。

「今はワンオペ育児の家庭も多いので、保護者の方々の精神的なケアも含めてできる範囲での取り組みをしてみようと。感染予防を徹底しながら、職員同士で意見を出し合って、今後の休園中も園児とつながりを作っていきたいと思います」（金子剛園長）。

 

調布若竹幼稚園では、園の様子を紹介する動画も園のウェブサイト（外部リンク）で公開中！園長先生のインタビューが掲載されているまち情報ページもぜひご覧ください。