2021年12月中旬のこと、調布若竹幼稚園の年中さんが、年長さんと年少さんをお部屋に招待しました。
部屋の中には、子どもたちが思い思いに作った可愛らしい動物がずらり。例年この時期に多摩動物公園へ遠足にでかけていましたが、今年度は新型コロナウイルスの影響で行くことができなかったため、それならば「幼稚園に動物園を作っちゃおう!」と始まった制作です。
各家庭から段ボールやペッドボトル、空き箱などの廃材を持ち寄り、1か月以上かけて作りました。できるだけ本物に近づけようと、図鑑を見ながら作る子もいたそう。作るうちに、子どもたちから「いろんな人に見てもらいたい!」という声があがり、この日動物園が開園となりました。
「ペッドボトルや牛乳パックをテープでくっつけるだけでは動物が自立せず、中に水や砂を重りにして入れれば立つことを子どもたちが自分たちで発見しました。お部屋に飾るときは、水の生き物を青い布の上にまとめて柵を作ったり、飛ぶ生き物は天井からぶら下げたり、見せ方にもこだわっていました」(年中組担任)。
部屋を訪れた他学年の子どもたちに、
「エサをあげることもできますよ」
と、折り紙で作った人参を渡しておもてなしをする年中さんの姿も。
子どもたちの「やりたい」を大切に、自主性を育む教育を日ごろから大切にしている調布若竹幼稚園。
子どもたちが自ら考えたアイディアがたくさん詰まった動物園で、園全体が和やかな雰囲気に包まれた一日となりました。
調布若竹幼稚園では、来年度より長期休暇中の預かり保育がスタート!2月下旬からは来年度プレ保育の受付を開始します。園の様子を紹介する動画をまち情報ページで公開中!こちらもぜひご覧ください♪