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令和5年度版 小学生の放課後は学童クラブ?それとも放課後子供教室?

2022年10月21日 公開

令和5年度の学童クラブ申込みシーズンとなりました。共働き家庭などでお子さんが小学校入学を控えているご家庭では、入学後の「放課後の過ごし方」を検討されていることでしょう。

 

学童クラブを利用するのが一般的ですが、両親ともに働く家庭が増えている今、小学生になった子どもたちの「放課後の居場所」は学童クラブ一択ではなく、実はいくつかの選択肢があると言えます。

 

実際に調布市では、学童クラブをはじめ、各小学校に併設されている放課後子供教室(現ユーフォー・令和5年度から名称変更予定)や、市内11カ所に点在する児童館など、小学生が利用できる放課後の居場所を提供しています。とはいえ現状は主に「学童クラブ」へ利用が集中し、学童クラブに入れない「入会保留児童」も増加しています(市内でも地域によって状況は異なります)。そこで緊急対応として令和4年度に続き令和5年度も定員枠を増やして対応することになり、さらには学童クラブの新設も予定されています。しかし、それでもカバーしきれないのが実情なのだそう。

 

そこで調布市では、学童クラブだけでなく、ユーフォーや児童館などを状況に応じて活用することも積極的に提案しています。まずはそれぞれの施設がどのようなものか、調布市子ども生活部児童青少年課の栗原さんと、山﨑さんにお話を伺いました。

▲栗原さん(左)と山﨑さん(右)。

 

楽しい場所に!イメージ一新の放課後子供教室

 

すべての調布市立小学校に設置されている放課後子供教室(現・ユーフォー)は、令和5年度から名称が変わり、内容も一新されることになっています。

 

未就学児のご家庭では「放課後子供教室」と言われてもピンとこないかもしれませんね。放課後子供教室とは保護者の就労の有無に関わらず子どもが利用できる放課後の居場所。登録すれば無料で利用することができるというものです。

 

「学校内(一施設は学校施設外)にあるので外部の施設に移動する必要がなく、安心安全な子どもたちの居場所です。夏、冬、春の三季休暇中には昼食を持参することもできますので、両親が就労しているご家庭でも利用が可能。『入退室管理システム』を導入しているので、子どもが入退室時に自分のカードを専用のリーダーにかざすと、保護者あてにメールが届きます。お子さんの帰宅時間などの見当をつけられるなど、保護者のみなさんにとっては安心につながっているようです」(栗原さん)

 

ここ数年、学童クラブ利用の希望者が急増し、100人を超える児童が入会保留となっている中(令和4年5月時点)、放課後子供教室も選択肢の一つとして検討したいところです。

 

放課後子供教室ではそれぞれが自由に遊んだり、宿題をしたりして過ごすことができます。保護者が就労していてもしていなくても、放課後の居場所として子どもたちが自由に出入りできる場でもあります。

「学童クラブはいわゆる『生活の場』ですが、ユーフォーは『自由な遊び場』。原則として職員は見守り、ときには一緒に遊んで過ごします。しかし、自由な遊び場というだけでは場としての魅力が足りないとも感じてきました。そこで令和5年度からは名称を一新し、新たに地域などの協力も得て、多様な体験プログラムを提供することになりました。令和5年度からは、パワーアップ!子どもたちが楽しく、ワクワクできるような場に生まれ変わります」(山﨑さん)

 

放課後子供教室は、通常の利用は17時までですが、市内の一部施設では18時までの預かりも実施中(学校休業日も17時まで利用可能)。お子さんの生活、習い事のスケジュールなどに合わせてユーフォーや民間学童などを上手に組み合わせて利用している方も少しずつ増えています。

 

「学童クラブとは違い、保護者同士の交流や職員との面談などはありません。登録している子どもたちであれば、開室時間中の出入りは自由で、習い事の後に来ることもできます。さまざまな面で学校とも連携しやすいというメリットがあります。保護者の就労状況によっては、ユーフォーのほうが使いやすい場合もあるかもしれません」(栗原さん)

定員いっぱいの子どもたちが利用している学童クラブとは異なり、ユーフォーはまだまだ利用が少なめ。子どもたちはゆったり、自由に過ごしています。天気のよい日は広い校庭で思い切り身体を動かして遊ぶこともできます。

 

子どもたちが考えた!「放課後子供教室」の新名称

 

放課後子供教室(現・ユーフォー)の新名称は、市内小学校の子どもたちからの公募しました。集まった数はなんと1378件!それぞれの名称には子どもたちが考えた理由も添えられています。

「どれも一生懸命考えてくれた名称で、理由も一つひとつ読ませてもらいました。この中から1つに絞るのは忍びない気持ちです」

と言って見せてもらったのは、名称の一覧がずらりと記された書類の束。ユーフォーを楽しく使ってくれている子どもたちの、ユーフォーへの思いが伝わるものばかりです。選ぶのは大変なことですが、年内には決定するという新名称が楽しみです。

 

市内各小学校に併設されている各放課後子供教室の情報はユーフォー一覧で詳しくチェックしてくださいね!各ユーフォーでは各学校を通じて「ユーフォーだより」を発行しています。いずれも調布市HPでダウンロードしてお読みいただけます。

 

学童クラブとは

 

働く親の助けとなり、伝統的に利用されているのが学童クラブです。学童クラブは職員さんや子どもたち同士の自由遊びを基本としつつも、集団生活、活動が中心に過ごし、週3回午後5時までの利用が必須。いわば保育園の延長線にある「生活の場」です。

 

「学童クラブは、主に保護者が仕事等で帰宅が遅くなるご家庭に向いています。保護者同士の交流事業、保護者面談も行われています。子どもたち、保護者、職員同士の関わりが深く、子どもたちの成長を共感、共有できるところも魅力だと思います」(栗原さん)

 

 

令和5年度の学童クラブ申込みは令和4年11月7日から。詳しくはこちらをご覧ください。

 

子どもの「遊び」が広がる!児童館

全国的には児童館が統合・縮小されつつある中、調布市内には11の児童館があります。調布市の児童館には「遊びを指導する者」として研修を受けた有資格の専門職員が配置され、実にさまざまな企画、イベント、遊びの提案を行っています。

児童館は原則としていつでも、だれでも利用できる施設。おやつや遊び道具も持ち込みができ、乳幼児から中高生、大人まで多様な人達との関わりが持てる場でもあります。

 

児童館一覧

「児童館の職員たちは子どもたちが楽しく遊べるような企画を日々考えています。コロナ前、お泊り会はどの児童館でもやっていて、たとえば緑ケ丘児童館では隣接する小学校の校庭にテントを張って行うキャンプも恒例になっていました。今はデイキャンプなど日帰りではありますが、少しずつ活動の幅を広げているところです」(山﨑さん)

「先日開催した出張児童館(ブランチ調布で開催)は、大変な賑わいでした。現在の児童館職員はもちろん、これまで児童館を支えてきた人たちのちからもあり、お楽しみ企画が満載だったのです。そんな人達のサポートがある調布の児童館は、子どもたちにとっても楽しい場所。ぜひ日頃から利用してほしいと思います」(栗原さん)

 

 

コロナ禍でしばらく開催が見送られてきた「児童館まつり」も、令和4年度は規模を縮小しつつ各児童館で開催されています。

 

児童館も「放課後の居場所」に

自由度が高く、多様な遊びの場となっている児童館やユーフォーを上手に利用している家庭もあります。

「ユーフォーに登録しておき、友達と約束がある日は児童館へ。週何回かは習い事に通ったりしながら放課後を過ごしているお子さんもいます。小学校に入学してすぐは心配もあるかもしれませんが、入退室管理システムを導入したユーフォーに登録し、慣れてきたら児童館も並行して使うという選択肢もまた一つです。ぜひ、保護者の方の働き方やお子さんの状況に応じて、放課後の過ごし方をあらためて考えていただけたらと思います」(栗原さん)

 

それぞれのご家庭の事情に応じて、子どもたちの放課後の居場所もいろいろ。ぜひそれぞれの過ごし方を検討してみてくださいね。

 

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