コサイトinterview

レッスン中の子どもたちがとても生き生きとしていますね。
「『0から1を作り上げるアーティストを育てたい』という思いでレッスンをしています。富田雅美ダンスユニットには、小さなアーティストがたくさん。普段はもじもじしている子でも、音楽がかかると踊りのスイッチが入って、水を得た魚のようにのびのびと表現する子もいるんですよ。レッスンでは、たとえば見えない壁をイメージし、一生懸命押しているような動きをするなど、想像力を働かせる練習もしています」

2歳半からレッスンOKとのことですが。
「幼児クラスは、まず『スタジオに来ることが楽しい』と思ってもらえることを第一にレッスンしています。はじめは『上手に踊る』という意識がないのは当たり前。むしろ『うまくやらなきゃいけない』という気持ちや恥じらいが芽生える前の年齢からスタートした方が、自由に表現する力を育むことができると考えています」

レッスンを続けることで、ダンス以外の面でも成長が見られるとか。
「時間を守ることや挨拶をきちんとするなど、生活習慣の指導も大切にしています。外の舞台にチャレンジすることで、バイタリティがついたなと感じることも。ぜひ、いっしょに表現する楽しさを味わいましょう」

コサイトreport

小学校低学年までのモダンダンスのクラスにお邪魔しました。

「だるまさんが転んだするよー！」という先生の明るい掛け声でスタート！軽く体を温め、ストレッチやスキップなど30分ほど基礎練習。
その後は子どもたちお待ちかね、自分たちでダンスを作る「創作ダンス」の時間です。この日のテーマは「氷」。3，4人のグループに分かれ、「硬い」「滑る」などの発想をもとに、全身を使って振付を生み出します。悩んでいるグループには、先生がヒントを出してアイディアを上手に引き出す場面も。グループごとに個性の光る演技を披露してレッスン終了。集中して1つのことに取り組む姿は、まさにアーティスト！

とにかく楽しく踊っている子どもたち。そして「先生大好き！」という気持ちがこちらにまで伝わってくるようでした。

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【紹介動画】富田雅美ダンスユニット（東京都調布市）