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柴崎あるPK Labo(ピーケーラボ・社会福祉法人調布白雲福祉会運営)は、調布市在住の未就学児とその家族のためのコミュニティー・スペースとして2024年11月にオープン。良質な木のおもちゃを無料で借りられる会員制の「トイライブラリー」や離乳食教室「ベビーフードバー」のほか、利用者同士の交流やイベントを楽しむ「コミュニティータイム」を開催しています。
借りずに遊んでいくだけでも
PK Laboを訪れると、スタッフのMichikoさんとGJさんが笑顔で迎えてくれます。水曜日の15時から18時まで開いているトイライブラリーでは、おもちゃの無料レンタルを行っていますが、借りる前にその場で遊ぶこともできるし、借りずに遊んでいくだけでもOK。開室時間中の出入りは自由で、滞在時間も人それぞれです。
トイライブラリーにある木製のおもちゃは、そのほとんどが家庭で使わなくなったおもちゃの寄付によるもの。天気のいい日には、室内だけでなくテラス席にも魅力的な木のおもちゃがずらりと並び、すぐに遊べるようになっています。おもちゃを選ぶ時間もワクワクする楽しいひととき。子どもが遊んでいる間、保護者がひと休みできる椅子もたくさんあります。
楽しみ方は人それぞれ
PK Laboでは、遊び方についてスタッフがつきっきりで説明することはありません。子どもは一見、おもちゃを眺めたり触ったりしているだけに見えても、実はその形や手触り、木の香りや音の響きなどをじっくり楽しんでいることがあります。また、親子で会話を楽しみながら遊びたいという場合もあるでしょう。スタッフは利用者が心地よく過ごせるよう温かく見守ります。

ときにはスタッフが、デモンストレーションとして遊び方を見せることも。MichikoさんとGJさんは主に英語を話しますが、子どもたちは言葉の壁をほとんど気にせず、遊びを通じて自然にコミュニケーションをとります。
遊びを通じて交流が生まれる
地域で子育てをしている人々が行き交うPK Laboでは、居合わせた人たちとの間に自然な交流が生まれます。
子ども同士は初対面であっても、おもちゃ遊びを通じて打ち解けるまでさほど時間を要しません。近くで遊んでいる子の隣で遊び始めたり、年上の子の遊び方をじっと観察してから自分で試したりする姿もよく見られます。
ときには保護者が遊びに参加することも。大人がお手本を見せると、周りの子どもたちから歓声が上がり、それがきっかけで子ども同士や保護者同士の交流が生まれることもあります。
一人で遊びに熱中する子もいます。例えば「ドミノ倒し」や「だるま落とし」のように、一度で成功させるのは難しい根気のいる遊び。子どもは失敗を繰り返しながら、何とか成功させようと夢中になります。そんな場面に居合わせたら、わが子でなくても思わず応援したくなるし、自分もやってみたいと思う子も出てくるでしょう。PK Laboは自然なかたちで人々が出会い、交流が生まれる場所なのです。
気軽に立ち寄れる、とまり木のような場所
PK Laboは大人の目が届くちょうど良い広さなので、子どもが遊んでいる様子を見守りながら一息つくこともできますし、気が向いた時にはスタッフと大人同士のおしゃべりを楽しむこともできます。初対面の人と話すのはハードルが高いと感じる方も、お子さんがスタッフやほかの子どもたちと楽しそうに遊ぶ姿を見ているだけで、育児の合間のちょっとした気分転換になるでしょう。
PK Laboは、保護者がほっと一息つける、とまり木のような場所とも言えます。
新しい出会いを楽しむ
地域で子育て中の人たちが行き交い、ゆるやかな交流が生まれるPK Labo。散歩の途中に赤ちゃん連れで立ち寄ったり、保育園や幼稚園の帰りに親子で少し遊んでいったりと、気軽に利用できるコミュニティー・スペースです。
ここでの出会いを通じて、利用者同士が助け合えることもあるでしょう。多様な人々との交流から、新たな面白い取り組みが生まれるかもしれません。子どもの遊びの世界を広げる木のおもちゃと新しい出会いが待っています。ぜひ一度、親子で足を運んでみませんか。
次回のコラムでは、PK Laboの離乳食教室「ベビーフードバー」について詳しくご紹介します。どうぞお楽しみに!
PK Laboについては、コサイトのまち情報ページもご覧ください。
撮影:赤石雅紀

京王線柴崎駅から徒歩3分ほどのところにある、子育て支援の拠点です。定期的に木製おもちゃなどを貸し出す「トイライブラリー」栄養士による離乳食講座「ベビーフードバー」子育て中の人たちの交流の場「コミュニティータイム」を実施しています。