12月24日、パイオニアキッズつつじヶ丘園の園庭で近隣の親子が参加する「餅つき体験とミニ鏡餅作り」のイベントが行われました。
編集部が取材に訪れたときには、すでに園庭ではもち米を竈でふかしていて、モクモクと蒸気が立ち込めていました。
もち米をふかしている間に、参加者の親子7組が集まり、エプロンと三角巾をつけて支度。まずは「おむすびころりん」のパネルシアターを鑑賞します。
物語に登場するネズミさんの餅つき踊りを楽しみながら、「新しい年の年神さまという神様をお迎えするために、鏡餅を供えるのよ」と、鏡餅をお正月に飾る理由も知ることもできました。
パネルシアターを楽しんでいる間に、ふかしたもち米が完成。思わず「わ~!」と歓声が上がります。子どもたちはもちろん大人も、熱々の出来立てを見ることも、触る機会もなかなかないので貴重な体験です。
ふかしたてのもち米を杵で力いっぱいつぶしたら、いよいよお餅つきです。「よいしょ、よいしょ」の掛け声とともに、みんな交代で楽しくお餅をつきます。
お餅つきはかなりの重労働。大人も総動員でやっと出来上がり、つきたてのお餅を触ってみます。杵でつく前のもち米と感触は違うかな?
つき上がったお餅で鏡餅を作ります。一人分ずつ切り分けて、丸めようとするものの手にペタペタとついてしまうお餅に大苦戦。それでも子どもたちは一生懸命思い思いの鏡餅を作り、出来上がった鏡餅は自宅にお持ち帰りです。
今年は1月11日が鏡開きの日。年神様にお供えしたお餅を、
「最近はお餅つきを体験できるところもあまりないし、今日はお正月準備のイベントを子どもに体験させてあげられてよい経験になりました。参加して良かったです!」(参加者のお母さん)
パイオニアキッズでは、地域交流事業として様々なイベントを行っています。イベントのお知らせは市報やコサイトでお知らせしていますので、是非チェックしてくださいね。
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