調布子育て応援サイト コサイト

調布市の行政、民間の子育て情報が一つに。 子育て中の人とまちをつなぐポータルサイト

おでかけ日和

第41回
子連れで楽しむ♪ 深大寺エリアで旅気分

2025年4月28日 公開

コサイト編集部のIkenagaです。奈良県出身の私は、神社仏閣が身近にある環境で育ったというのもあってか、深大寺の雰囲気が大好きです。

 

深大寺&周辺エリアは、観光気分が味わえてリフレッシュもできるので、私も息子も疲れた時は、パワーをもらいに行っています。今日は、母も嬉しい♪ 子どもは楽しい♪ 我が家の散策コースをご紹介します。

 

普段は深大寺まで自転車で行くことがほとんどなのですが、今回は旅気分を増し増しにするべく、バスを利用して行くことにしました。

 

 

 

「ずっと見ていられる」深大寺水車館

▲水車が動いてる様子は、不思議とずっと見ていられる

深大寺通りに面している深大寺水車館は、小さいころから水車が動くところを見るのが好きだった息子のお気に入りで、必ず立ち寄る場所。(※深大寺水車館の水車は、「逆川」という湧水の流れを利用して、動いてるそうです)今日は時間にも余裕があったので、展示施設も見学することにしました。昔の道具が展示されていたり、水車の裏側などが見られて楽しい。

 

「予約をすれば、水車を使って粉挽きができるみたいだよ!」

「楽しそう〜やってみたい!」

 

次回粉挽き体験なんていうのも良いかも。




小腹が空いたので深大寺参道へ

▲福徳尊の大黒天と恵比寿象

深大寺の参道へと向かいます。途中、目を引くのがとても立派な大黒天と恵比寿像。

 

まじまじと観察中の息子が一言。

「笑ってるねぇ〜」

 

福徳尊の大黒天と恵比寿象が、3頭身(?)の姿で満面の笑みを浮かべこちらを見ています。通るたびにいつも、ほっこり。

▲朝の参道は、人もまばらで空気が気持ちいい

深大寺の参道には、名物の深大寺そばをはじめ、美味しいものが食べられるお店がたくさん並んでいます。自然が多く、季節ごとに表情が変わるのをお団子や蕎麦まんじゅうを食べ歩きしながら見るのも楽しい♪ 息子は、亀島弁財天池から景色を見るのが、好きなのだそう。

少し小腹が空いてきたので、深大寺の山門すぐ左手にある、あめやさんへ。数あるメニューの中から「そばぱん」を買うことにしました。息子は、”超”がつくほどの偏食さん。あんこを食べられるかがかなり怪しい…。ということで、今回は「キーマカレー」味をチョイス。

▲「そばぱん」はあんこ、切干大根、高菜、キーマカレーの4種類

「ちょっと辛いけど、大丈夫ー?」なんてお店の人に心配されていたけれど、「めちゃくちゃからーい!でも、おいしい♡」とパクパク。シェアするつもりがほとんど食べられてしまいました…。

▲ふかふかの「そばぱん」を無心で頬張る

 

私は、旅に出るとその地の郷土民芸品を買ってくるのを趣味にしています。「郷土民芸」とはその土地ごとに伝統的に伝わり、身近な材料を使って一つ一つ手作りで作られている玩具や人形のこと。

 

そしてなんと!あめやさんでは、愛する人や家族の無事を願うお守りとして、藁でできた「赤駒」という馬の民芸品を制作・販売されています(以前、朝ドラでも取り上げられ有名になりました)。よく見ると、馬の尻尾が稲わらになっていて、なんとも愛くるしい!

 

これは買わずにはいられない!!ということで、「赤駒」を購入することにしました。

 

 

深大寺参りで子どもが喜ぶ「だるまみくじ」

 

この日の深大寺は、比較的空いていたので、今のうちにお参りすることに。

▲お線香を上手に入れられるかな!?

「おみくじする?」

 

最近の息子は、「だるまみくじ」一択。(※だるまみくじとは、おみくじとカラフルなだるまがひとつセットになって入っているおみくじです)おみくじの結果で一喜一憂しがちな息子にとっては、だるまが必ずもらえるのが楽しみになっていて良いのかもしれません。

▲前の日から楽しみにしていた、だるまみくじ

そして、だるまみくじをきっかけに、息子はだるま集めに夢中。深大寺で3月に開催されただるま市でもお気に入りを見つけて、めでたくコレクションに追加されました〜♪

▲2025年3月開催の深大寺だるま市でだるまを吟味中

釈迦堂横の池には鯉がいて、わが家のテッパン立ち寄りスポット。のぞきこむと近寄ってくる鯉たちに、餌をあげられないのがちょっと切ないような…でもここでは餌やりはもちろんNGです。

立派な鯉たちが集まってきました

 

 

うどんも選べる、松葉茶屋さんへ

 

深大寺での食事といえば、おそば屋さん。わが家ではいつも早目の時間に立ち寄ることにしています。というのも、12時を過ぎるとどのお店にも行列ができていることが多いから。列に並ぶのが苦手な息子に合わせて、11時台にはお店に入るように心がけています。

 

この日は神代植物公園の深大寺門前にある松葉茶屋さんに向かいました。

 

ちなみに、そのわが息子。「ハマるとしばらくそればかり」になる傾向がありまして、色々なお店を試したい私と同じ店に行きたい息子とは、お店選びで毎度攻防戦を繰り広げています。

 

例えば、「お店の鯉を見たい!」と言うので、元祖嶋田屋さんには、何度も何度も通いました。現在は「うどんじゃないとイヤ!」というムーブ。深大寺といえば「そば」と思われがちですが、中にはうどんメニューの取り扱いがあるお店はいくつかあるのです。(松葉茶屋さんの他にも、湧水さん、深大寺鈴やさんなど)

松葉茶屋さんにて。ミニサイズのうどんが助かります

そして、食が細い息子と外食する時は、注文する量もなかなか難しい。松葉茶屋さんでは子どもサイズのメニューの取り扱いがあるので、とても助かっています。

参道の人通りも多くなってきたので、深大寺鈴やさんで、お土産の「だるま煎餅」を買って、近くにあるお気に入りの場所へ移動することにしました。

▲うーん、どれにしよう。悩むー!

 

 

神代植物公園水生植物園でたっぷり遊ぶ!

 

有名なスポットが多い深大寺周辺ですが、中でもわが家お気に入りの場所はこちら!神代植物公園水生植物園です。ここは神代植物公園の無料区域の施設です。湧水が流れこむ湿地帯の環境で、水辺の植物や生き物が生息していて観察することができます。

 

園内は、見晴らしもよく、比較的空いている場所ということもあって、息子が歩き始めたばかりの頃は、よく訪れていました。

▲園内を何度も何度も歩き回っていた思い出の場所

 

のびのび走り回れる! 深大寺城跡

 

▲深大寺城跡へ向かう途中の橋

 

水生植物園の敷地内にある、深大寺城跡へも足を運びました。(深大寺城跡は2007年7月に国の史跡に指定されました。詳しくは、調布市観光協会のHPをご覧ください)

▲深大寺城跡までもうすぐ

丘を上がると大きなエノキの木。おぉ〜立派な姿!

▲エノキの周りにベンチも。

 

タイムアタックをやろう!と、芝生の端から端まで爆走する息子。

「どう?早いでしょ?」

 

▲人もまばらで、走り放題

 

 

天然温泉に浸かって、リフレッシュ!

 

深大寺の小旅行、最後を飾るのはこちら。たっぷり体を動かして疲労もそこそこ溜まってきたので、深大寺からも歩いて行ける、「深大寺天然温泉湯守の里」へ向かいました。とろみのある黒いお湯と、お風呂の種類が多いのが楽しくて、家族でよく利用しています。

 

お風呂あがりには、1階のお休み処へ。それぞれ思い思いの過ごし方で過ごします。息子は牛乳を飲みながら、うさぎを愛でたり、外に出てブランコで遊んだり…。

 

▲外の休憩スペースは、ブランコや竹馬・フラフープも。
▲1階「お庭のごちそう屋」にいるうさぎの「茶々」

 

朝からのんびり深大寺エリアを散策して、温泉にも浸かれて、大満足の1日になりました♪

充電もたっぷりできたし、よーし、明日からもガンバロ〜!!



[今日のお土産]

▲あめやの「赤駒」と深大寺鈴やの「だるま煎餅」
▲息子のだるまコレクション(今回は黄色いだるまをゲット)

 

【所用時間】

9時45分頃、深大寺のバス停に到着。午前中に深大寺や参道を散策しながら、11時半ごろには昼食を。午後は、水生植物園や、深大寺城跡でたっぷり遊び、14時ごろには深大寺天然温泉湯守の里に移動しました。

 

執筆者 コサイト編集部 Ikenaga

コサイト編集部 Ikenaga

春休み中は、夫を東京に残し息子と2人で田舎に帰省していました。「家事休み」という名のぬくぬくした生活を送り続けていたので、まだまだリズムを取り戻せない日々を過ごしています。

ページトップへ